ロゼワインは赤ワインと白ワインの作り方をミックスしたもの
そもそもロゼワインは、赤ブドウの果皮と種子を短期間発酵させ、少し色が付いたら果汁を引き抜きます。引き抜いた果汁を発酵・熟成させれば、ロゼワインになるのです。
赤ワインの場合は同じように果皮と種子を発酵させ、発酵後に圧搾したものを熟成させています。また、白ワインは最初に圧搾してから、発酵・熟成させているので、両方の製法をミックスしたものがロゼワインなのです。
色の濃さに合わせて料理の味の濃さを変えればOK
では、ロゼワインはどのような料理に合わせればいいのか。それは、色の濃淡を見ると一目瞭然です。

濃い色調のロゼワインには赤ワインのようなオリがあるので、和食ならしょうゆや味噌でしっかり煮込んだもの、イタリアンなら煮詰めたトマトソースの料理がおすすめ。
それに対し、淡い色調のロゼワインには白ワインのようなフレッシュさがあるので、和食ならだしの味が感じられる料理を、イタリアンならフレッシュトマトのソースを使った料理を合わせるといいでしょう。
色の濃淡に関係なく、料理は「ピンク系の食材」を意識するのがベター。和食やアジア系の料理なら、だし、しょうゆ、味噌、カレー粉で調理されたものを、洋食ならトマトやベーコンとの相性がいいそうです。