「ル・クルーゼ」とパリ生まれのブーランジェリーがコラボ! 今しか食べられない絶品パンを限定販売

「ル・クルーゼ」とパリ生まれのブーランジェリーがコラボ!今しか食べられない絶品パンを限定販売
食楽web

 フランス発のキッチンウエアブランド「ル・クルーゼ」の今年の春夏コレクションは「ル・クルーゼ ベーカリー」。ル・クルーゼ鍋の蓄熱性を活かしたパン作りを提案するなか、同じくフランス発のブーランジェリー「メゾン・ランドゥメンヌ」とのコラボが実現しました。

 今回のコラボの目玉は、メゾン・ラドゥメンヌがル・クルーゼで焼いたパンです。一体どんなパンが楽しめるのでしょうか。

期間限定で3種類のパンが味わえる

 「ル・クルーゼ ベーカリー with メゾン・ランドゥメンヌ」では、同店の社長でパン職人でもある石川ランドゥメンヌ・芳美さん考案のレシピを使ってル・クルーゼで焼かれたオリジナルのパンが「メゾン・ランドゥメンヌ・ジャポン麻布台本店」の店頭で販売されます。

いずれのパンもル・クルーゼを使用。生地に熱ムラなく火が通り、熱の入り方が安定するので、なかはふっくら、外は香ばしいパンが焼ける。
いずれのパンもル・クルーゼを使用。生地に熱ムラなく火が通り、熱の入り方が安定するので、なかはふっくら、外は香ばしいパンが焼ける。

 第1弾(~3月7日)では、「ALVEOLES(アルヴェオレ)」というフランス語で「蜂の巣状」という意味のパンが登場します。

アルヴェオレは、ホール2,200円、1/2個1,100円、1/4個550円。
アルヴェオレは、ホール2,200円、1/2個1,100円、1/4個550円。

 店頭での販売だけでなく、このパンと石川さんの出身地でもある広島産の牡蠣のグラタン、季節のサラダ、ネーブルレモネード、はっさくプリンがセットになったランチも店内で楽しめるのだとか。値段は1,980円(税抜)と決して安くはないのですが、実はパンはおかわり自由。ただし、1日限定15食なので、早めに行くのがベターです。

時間は平日ランチ(火曜はなし)と土日祝のブランチタイムで、予約も可能。パンが食べ放題なので、男性も満足できるはず。
時間は平日ランチ(火曜はなし)と土日祝のブランチタイムで、予約も可能。パンが食べ放題なので、男性も満足できるはず。

 アルヴェオレは、もっちりした弾力と、香ばしい皮に残るバター風味が特徴で、シンプルながらも食事に合わせるパンとしてぴったりです。噛むほどに味わいが増すので、つい何個も食べたくなってしまいます。チーズやワインに合わせるのもオススメだそうです。

噛めば噛むほど小麦とバターが口いっぱいに広がり、ついパンだけでも食べ進めたくなる。
噛めば噛むほど小麦とバターが口いっぱいに広がり、ついパンだけでも食べ進めたくなる。

 第2弾(3月14日~4月1日)のテーマは「イースター」。このときは、「FLEUR D’ORANG(フルール・ドランジェ)」という、オレンジ水を練り込んだブリオッシュが登場します。

フルール・ドランジェはディナータイムにもぴったりな食事パン。
フルール・ドランジェはディナータイムにもぴったりな食事パン。

 蓄熱性の高いル・クルーゼの鍋を使ったことでふんわり仕上がっており、オレンジピールによる香りの高さと、発酵バターの豊かな風味で、贅沢な気分に浸れること間違いなし。

手に取った瞬間にオレンジの香りが漂う上品なブリオッシュ。食事と合わせにくいかと思いきや、主張しすぎないのが意外だった。
手に取った瞬間にオレンジの香りが漂う上品なブリオッシュ。食事と合わせにくいかと思いきや、主張しすぎないのが意外だった。

 第3弾(4月18日~5月2日)は「アウトドア」をテーマに、「CAMPAGNE AUX PRUNEAUX(カンパーニュ・オ・プルノー)が販売されます。

カンパーニュ・オ・プルノーは酸味があり、日持ちがいいのも特徴のひとつ。
カンパーニュ・オ・プルノーは酸味があり、日持ちがいいのも特徴のひとつ。

 こちらはプルーンをふんだんに使ったライ麦入りのハード系食事パンで、アルヴェオレと同様、チーズやワインにも合います。

ハード系とはいえ、買ったその日は十分ふんわりしている。当日に食べきれない場合は、個包装して冷凍し、食べるときに自然解凍してトースターで焼き直すといい。
ハード系とはいえ、買ったその日は十分ふんわりしている。当日に食べきれない場合は、個包装して冷凍し、食べるときに自然解凍してトースターで焼き直すといい。

シンプルだからこそ際立つ匠の技を実感

 パン好きの間では有名なメゾン・ラドゥメンヌですが、もしかしたら知らない人もいるのでは? 同店は2006年にパリでオープンしたブーランジェリー・パティスリーで、いまではパリ市内に8店舗を構える人気店です。

 2015年には日本進出を果たし、これまで日本で買えるのは今回のパンを販売する麻布台の「メゾン・ランドゥメンヌ・ジャポン麻布台本店」だけでした。しかし、今年4月には赤坂にも新店をオープンするそうです。

 同店の人気商品は、バターの芳醇な香りと口溶けのいいクロワッサン。また、バゲットはパリで1日に1店舗で2,000本~2,500本を販売するほどの看板パンでもあります。いずれも自家製の天然酵母を使用し、低温長時間発酵でゆっくりと熟成させた、小麦の香り豊かな味わいが特徴です。

ハードルの高い高級店なのかと思いきや、バゲットは1本180円と良心的な値段。これこそ日々の生活に寄り添うブーランジェリーといえる。
ハードルの高い高級店なのかと思いきや、バゲットは1本180円と良心的な値段。これこそ日々の生活に寄り添うブーランジェリーといえる。

 シンプルなパンを得意とするメゾン・ラドゥメンヌだからこそ、今回のル・クルーゼとのコラボで提供されるパンも、見た目以上の深みがあり、思わずリピーターになりたくなるおいしさがあるんですね。ル・クルーゼで焼く絶品のパンを、ぜひメゾン・ラドゥメンヌで味わってみてください。

(取材・文◎今西絢美)

●SHOP INFO

メゾン・ランドゥメンヌ・ジャポン麻布台本店

店名:メゾン・ランドゥメンヌ・ジャポン麻布台本店

住:東京都港区麻布台3-1-5
TEL:03-5797-7387
営:平日7:00~20:30(L.O 20:00)/土日祝日 9:00~19:30(L.O 19:00)
※ランチタイム:平日11:30~14:30(火曜はランチ休業)/ブランチタイム:土日祝日 10:00~14:00
休:不定休
https://www.maisonlandemainejapon.com/