スープの濃さにこだわりあり!「火の国 文龍」

箱を見ると、「人気の秘密は超がつくほどにこってりとしたスープにあります」と書かれています。毎日300kg前後の豚骨を煮込んで作る濃厚な豚骨スープに中細麺で熱狂的なファンを生み続けているとのこと。3食の内訳は麺110g×3、添付調味料95g×3。1食分の熱量は561kcal。ちょっと気になる脂質は20.0g。

作り方は、添付のスープを1人前約250ccのお湯で希釈、麺の茹で時間は1分半。あらかじめ丼を温めておくのが美味しさのワンポイントとのこと。他の4つが麺100gなのに対し、ここだけ110g。ちょっとだけボリュームがあります。

“スープの濃さにこだわりあり!”と書いてあるだけあって、確かにスープは超こってり。豚骨ならではの、ほんのりとした甘味も感じます。そして、ストレート麺のイメージが強い熊本ラーメンにおいて、ちょっとだけ縮れている麺も好相性。豚骨感満喫の美味しさです。
昔ながらの熊本の味「熊本ラーメン 黒亭」

箱に「昔ながらの熊本の味」と書かれた「熊本ラーメン専門店黒亭(こくてい)」。昭和32年に、熊本市二本木で創業、お客様への思いのこもったほっとする味、と書かれています。つまり熊本で60年以上続く老舗店のラーメンってことですね。それは期待が高まります。

内容は麺100g×2、スープ39g×2、焦がしにんにく油7g×2、海苔0.75g×2。海苔が入っているのは5個中これだけ。1食分の熱量は459kcal。脂質は15.6g。作り方は添付のスープと焦がしにんにくを270~300ccのお湯で希釈、麺の茹で時間は2分です。

まず、海苔がセットになっているのが良心的。あるとないとじゃ、やっぱり違う! そして、焦がしにんにくの香ばしさがバシッとくる! 脂感があるのに、すっきり感もあるのは、おそらくこの香ばしさからなのかも。超個人的な感想だけれど、ザ・熊本ラーメン! と思える美味しさです。
昭和29年創業 元祖熊本ラーメン「こむらさき」

「元祖」の文字がつく「熊本ラーメン こむらさき」。箱にも堂々と昭和29年創業と書かれています。新横浜ラーメン博物館に入っているので、横浜エリアの人なら知っているかも?
そして特筆すべきは秘伝にんにくチップ入り。「熊本ラーメンの特徴である、こむらさき発祥のニンニクチップは魔法の粉と呼ばれ、こだわり続けた伝統のとんこつスープをより味わい深く引き立てます」と書かれています。魔法の粉。いい響きだ~。

内容は麺100g×2、スープ40g×2、火薬3g×2。1食分の熱量は420kcal。5個の中で一番カロリーが低い。脂質は9.2g。作り方は、添付のスープを300ccのお湯で希釈、麺の茹で時間は2分程度です。

食べてみると、熊本ラーメンだけれど、ちょっとだけ博多とんこつに近い気もします。豚骨感はしっかりありつつも、すっきりとしたスープなのでドスっと濃厚感が苦手な人には喜ばれそう。爽やか系熊本ラーメン、という印象です。5個の中で一番カロリーが低いので、カロリーが気になるけれど、豚骨ラーメン食べたい、という人向けにも良さそうです。