外出自粛が続く中、家のごはんにもほとほと飽き、こってりしたラーメンを体が欲し始めました。中でも筆者が無性に食べたくなったのは、かの有名な『天下一品』、通称「天一」。
キャッチフレーズの「天下に類なきもの すなわちこれ 天下一品なり」という言葉通り、天一のラーメンは比類なき味で、筆者の個人的なこってり歴史を振り返ってみても、天一のこってり具合の衝撃は忘れられません。
ちなみに筆者の“天一初体験”は、京都ではなく、東京のJR高円寺駅から徒歩3分の場所にある『天下一品 高円寺店』。ここは全国でも数少ない京都総本店の直営店なのです。
そこである日、久しぶりに食べに行くことに。久々なので、せっかくなので天一を満喫できるお得なセット「チャーハン唐揚げ定食」(1340円)を注文しました。
内容は、ラーメン、鶏の唐揚(4個)、半チャーハン。ラーメンのスープは、「こってり」「あっさり」「屋台の味」の3種類から選べますが、もちろん「こってり」を選択。天一の「こってりスープ」は鶏ガラと十数種類の野菜などを使用した濃度の高いドロドロスープ。濃厚なのに、くどさや臭みがなく、フランス料理のソースのごとく繊細な味わいです。
天一ファンならご存知だと思いますが、このスープは麺を絡めて味わうだけではなく、ごはんを投入してリゾット風にしたり、鶏の唐揚げのタレとして味わったり、はたまたチャーハンの上にかけて餡かけにしたり。いろいろな楽しみ方ができます。
というわけで久しぶりに天一のスープを堪能しお会計。と、その時、持ち帰り用の「家麺」なるものがあることに気づいたのです。「具あり」(776円)と「具なし」(676円)。しかも「こってり」と「あっさり」から選べます。そこで、家族のために「こってり」を2つ買ってみたのです。