コスパの良さがケタ違い! 成城石井の一部店舗で買える「お寿司」はリピ買い必至って知ってた?

価格は通常のスーパーよりも少し割高だが、納得の味!

「国産生本鮪4貫とこぼれいくら入り8種の握り」(1290円)は、生本鮪赤身2貫、生本鮪中トロ2貫、ねぎとろ軍艦、いくら軍艦、サーモン、いか、エビ、穴子、玉子焼のラインナップとなっている
「国産生本鮪4貫とこぼれいくら入り8種の握り」(1290円)は、生本鮪赤身2貫、生本鮪中トロ2貫、ねぎとろ軍艦、いくら軍艦、サーモン、いか、エビ、穴子、玉子焼のラインナップとなっている

 筆者が最初に注文したのは、「国産生本鮪4貫とこぼれいくら入り8種の握り」と「国産生本鮪2貫と海鮮7種の寿司」です。UberEatsだと店頭価格よりも上乗せされているのですが、店頭価格は1394円、1070円となっており、スーパーで見かけるものよりも1~2割ほど高いかなという印象。

「国産生本鮪2貫と海鮮7種の寿司」(1028円)は、生本鮪赤身、生本鮪中トロ、ねぎとろ軍艦、鯛、ブリ、とり貝、サーモン、いか、エビが入っている
「国産生本鮪2貫と海鮮7種の寿司」(1028円)は、生本鮪赤身、生本鮪中トロ、ねぎとろ軍艦、鯛、ブリ、とり貝、サーモン、いか、エビが入っている

 とはいえ、パッと見はネタの鮮度が良さそうなうえに、サイズも大きめ。かなり期待が持てます。また、今回は注文しなかったのですが、「まぐろづくし」「サーモンづくし」といった2種類の握りと1種類の巻物が入ったセットもあります。

後日「サーモンづくし」(1178円)を食べてみたところ、同じネタでも意外と飽きずに食べられた
後日「サーモンづくし」(1178円)を食べてみたところ、同じネタでも意外と飽きずに食べられた

 いずれのお寿司も「木桶醤油」と「国産生わさび」が同梱されており、そのあたりにも成城石井らしいこだわりを感じます。

ネタの鮮度の良さと厚みに大満足!

つい最近赤身のおいしさに目覚めた筆者でも、一見するだけで魚の鮮度が良いことがわかる
つい最近赤身のおいしさに目覚めた筆者でも、一見するだけで魚の鮮度が良いことがわかる

 まずは鮪の赤身から。箸で持つと、ネタが肉厚にカットされているのがよくわかります。海沿いの地方のスーパーならまだしも、都内でこんなに厚くカットされたネタのお寿司を見かけるのは珍しいです。

 味も生臭さは一切なく、赤身ならではの軽くのった脂とねっとりした食感が楽しめます。正直、都内のスーパーでこんなにおいしい赤身のパック寿司は初めて食べたかも! 中トロなどほかのネタも大満足で、もっと早くに食べてみなかったのを後悔するレベルでした。

通常は控えめな立ち位置のいかですら、そのクオリティの高さに驚く。プリッとした歯ごたえがあり、本音を言えばもう1貫食べたかった
通常は控えめな立ち位置のいかですら、そのクオリティの高さに驚く。プリッとした歯ごたえがあり、本音を言えばもう1貫食べたかった

 ブリやとり貝もとにかくネタの鮮度が良く、これなら中途半端なお店に行くよりも満足できるなというのが本音。成城石井はたしかにさまざまなオリジナル商品に定評がありますが、まさかお寿司までこんなにレベルが高いとは! この値段でこれだけの満足感が得られるなら、ちょっと贅沢したい日の一軍メニューに加える価値があります。

普段あまり注文しなかったとり貝も、その歯ごたえと噛めば噛むほど広がる貝の旨みの虜になった。今度はお店でもとり貝を注文してみたい
普段あまり注文しなかったとり貝も、その歯ごたえと噛めば噛むほど広がる貝の旨みの虜になった。今度はお店でもとり貝を注文してみたい

 せっかく成城石井でお寿司を買うなら、一緒に買って欲しいのが「一番だしをとった六種具材入り茶碗蒸し」です。鹿児島県産鰹節、煮干、鯵節、宗田鰹節でじっくりとった一番だしを使用した茶碗蒸しで、電子レンジで1~2分温めるだけで食べられます。たまごとだしのバランスが絶妙で、エビや鶏肉など6種類の具材が入って食べごたえもあるんです。

「一番だしをとった六種具材入り茶碗蒸し」(2個入り539円)は、だしの旨みがポイント。筆者のリピ買い商品のひとつになった
「一番だしをとった六種具材入り茶碗蒸し」(2個入り539円)は、だしの旨みがポイント。筆者のリピ買い商品のひとつになった

 成城石井で寿司を販売している店舗は、東京都の成城店、アトレ大井町店、東京ドームラクーア店、柿の木坂店、浜田山店、自由が丘店、池尻大橋店、トリエ京王調布店、神奈川県の青葉台店、愛知県の名古屋セントラルガーデン店、石川橋店となっています。これらのお店では3~5人前の寿司の注文も受けており、お祝い事やパーティーで活用すると良さそうです。

 もし最寄りに上記の店舗がある人は、ぜひ一度、成城石井のお寿司を食べてみてください。これまでのスーパーのお寿司の概念が変わるかもしれませんよ!

●DATA

成城石井

http://www.seijoishii.co.jp

●著者プロフィール

今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。