在宅ワークの浸透で、レトルト食品を利用する機会が増えたという人も少なくないでしょう。筆者の家では常時、レトルトカレーのストックがあり、昼食をサクッと済ませたい時に重宝しています。
とくに子どものいる家庭だと甘口と辛口に分けて作るという場合もあると思いますが、レトルトカレーなら個食対応で好みに合わせて食べられるのも便利ですよね。
そんなレトルトカレーの愛好家としては「もっと色んな種類を食べてみたい!」という願望も芽生えるもの。ということで、都内随一のレトルトカレー専門店『カレーランド』に行ってきました。
オーナーの猪俣早苗さん、吉章さんご夫婦が運営し、常時100種類から120種類のご当地レトルトカレーが並んでいます。その時々の仕入れ状況や、買い付けてきた新商品などを入れ替え、いつ来ても新たなカレーと巡り合えるようになっています。
大のカレー好きの夫・吉章さんと、ご当地のレトルトカレーを通して郷土の食や文化、歴史的な側面に魅力を感じている早苗さん。あれも、これもと試しているうちに、レトルトカレーの魅力にハマっていたのだとか。
「松坂牛は知名度があるけど、奥出雲和牛もこんなに美味しいのになんで知らなかったのだろうと、そんな疑問から始まりました。レトルトカレーを通して、ご当地の農作物や畜産物を知るきっかけになるのが面白くて、どんどんハマりました。コレクション欲に近いものがあるかもしれません」(猪俣早苗さん)
「実は私、カレーはあまり得意じゃないの」という衝撃のカミングアウトもありましたが、だからこそ自信をもっておすすめしたい! と、筆者のリクエストである“腹ペコ男子も大満足のガッツリ系カレー”を3商品セレクトいただきました。