「海老入り壺キムチ」がスゴい理由

購入のきっかけは、パッケージの裏面に書いてあった「究極!! 手作り製法 四層仕込み」というコピー。韓国の本場のキムチの作り方は知りませんが、それを読むと、それぞれの層にキムチを美味しくする役割があるようで、特に、途中の干しエビ層に着目。干しエビといえば、出汁としても使われる食材ですから、旨みには相当期待できます。

早速、家に帰って壺を開けてみると、爽やかな乳酸発酵の香り。1番上にはヤンニョムが載っていて、その下には大きな白菜の緑の葉。さらに箸を入れてみると、大きな干し海老がゴロゴロと登場しました。

よくかき混ぜて、ご飯にのせて食べてみると、目が丸くなるほど美味しい! 熟成度合いは深く、酸味・辛み・旨みのバランスがよく、エビの香りや旨味が全体に行き渡っているのも最高です。正直言って、デパートや専門店で買うキムチと比べても、全く遜色なし。にも関わらずお値段626円。これは高級キムチの半値くらいです。これは、とんでもない優秀なキムチに出会ってしまいました。

とてもひと壺じゃ足りない! と思うと、ソワソワしてきて、すぐに近隣のカルディ3軒をハシゴ。ちなみに、置いてある店とない店があり、ないとがっかり、見つけると笑顔になってしまったほど。ぜひ、キムチがお好きな方は試してみてください。ホント、オススメです。
(撮影・文◎土原亜子)