昔ながらの雰囲気に癒される創業110年の『龍月堂』

『龍月堂』がある島田市は、牧之原大茶園をはじめとする多くの茶園がある地域。商店街を歩いていると、あちらこちらに老舗の和菓子屋さんがあり、昔から緑茶と一緒に和菓子を楽しんできた町だとわかります。
歴史を感じる店内で気さくな店員さんが迎えてくれて、まるでおばあちゃんの家に遊びに来たような温かい空間が広がっています。ショーケースには和菓子がずらりと並び、洋菓子は1番奥のショーケースでキラキラと輝いていました。
どんなキャラクターと出会えるかはその日のお楽しみ!

『龍月堂』の「どうぶつケーキ」は1つ320円(税込)とお手頃価格。おやつがわりや小腹が空いた時にぴったりです。
昭和から愛されるケーキの原点は昭和40年~50年代に流行した「たぬきケーキ」なんだそう。その後、製法は当時のまま、ネコやワニ、パンダなどバラエティ豊かな仲間たちが登場しました。
キャラクターはお店を訪れるタイミングによって異なり、日替わりで決めているわけではないとのこと。その日にどんなキャラクターと出会えるかは、行ってみてからのお楽しみですね。
表情豊かなケーキ選びは2倍楽しい!

表情はそれぞれ違い、愛嬌たっぷりなお顔が印象的。洋菓子担当の職人による手作りで、笑っている子もいれば眠そうな子もいて、ショーケースの中はとても賑やかな雰囲気です。
注文の際は、お気に入りの表情のケーキを選ぶことができます。ひとつひとつ違った顔を選ぶのはワクワクしてケーキ選びがもっと楽しくなりますね。

今回筆者が選んだのは、つぶらな眼差しの子(左)と嬉しそうに目を閉じている子(右)。ちょうどたぬきのケーキが出来上がったタイミングだったので多くの子の中から選ぶことができましたが、たぬき以外のキャラクターは売り切れていました。
時代を超えて愛されるケーキの味とは?

とても可愛らしい表情のケーキを食べるのは、心苦しいと思いながらもパクリ。まず口の中にフレッシュバターを使ったクリームのさっぱりとした味わいが広がります。口溶けなめらかなクリームに、パリパリとしたチョココーティングが良いアクセントに。
そして、パウンドケーキに練り込まれたドライフルーツから感じるやさしい甘さも良い。ひと粒ごとのサイズ感や量もちょうどよく、食感でも楽しませてくれるケーキでした。
こだわりがたっぷりと詰め込まれつつも、どこか懐かしさを覚える素朴な味わいは、子どもはもちろん、昔のケーキの味を知っている大人こそ楽しめそうです。
調査結果
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/05/20230514-doubutucake07.jpg)
老舗和菓子屋『龍月堂』が作る「どうぶつケーキ」は、可愛い見た目もさることながら、幼少期を思い出すようなやさしい味わいが印象的でした。静岡に来られた際は、お土産に購入してみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎栗原香菜子)