クリームと幸せがあふれる「石窯シュー」を食べてみた

何度見ても思わず胸が躍る、こんもりはみ出したカスタードクリーム。シュー本体とあふれるクリームの面積がほぼ同じという夢のようなシュークリームです。帽子のようにシューでフタがされ、全体的に丸みを帯びた姿がなんとも愛くるしい。よく見るとシュー生地にはスライスアーモンドが練り込まれています。
食べ方に戸惑いますが、店員さんによると、上蓋のシューをとってクリームをすくうようにして食べるといいのだそう。

バニラビーンズの入ったカスタードクリームは程よい甘さでこしがあります。窯で焼かれたシュー生地は、厚みがありさっくり。店内のポップには「バゲットの様に香ばしい。」とありましたが、まさにその通り。そして、アーモンドのカリッとしたアクセントがまた良い。口の中でとろけるカスタードクリームと歯ごたえがよい生地の相性もよく、やみつきになります。
筆者は、発作のように定期的にこのカスタードを吸いたくなるほどハマりました。誰かにおもたせとしていただいたら、確実に相手のセンスに惚れます。
行くたびにラインナップが変わる季節限定スイーツ

店内のショーケースに並ぶラインナップには、レギュラーメニューもあれば、季節ごとに変わるものもあります。今回は、シューつながりで店員さんの一押しメニュー「苺のさくさくパイシュー」を食べてみました。ミルフィーユ生地のシューに、クリームが山のように盛られ、2個分の苺が飾られている華やかなスイーツです。
なんとこちらは生クリームとカスタードクリームのWクリーム!

なめらかなカスタードクリームと優しい甘さの生クリームが口の中でとろけます。両クリームはかなりのボリュームですが、苺の爽やかな酸味がアクセントとなり、最後までおいしく食べられました。
入れてくれるケースが可愛い!

購入したスイーツは、ピラミッド型の紙ケースに入れてもらえます。この可愛い紙ケースでいただいたら、何が入っているのかとワクワクしますよね。遠距離や量が多い場合は、箱の用意もあるのでご安心を。
時間がかかる場合は保冷剤も買えますが、『ル・クシネ』のスイーツは防腐剤を使用していないため、冷蔵庫まで1時間半を越える持ち運びは避けましょう。商品によっては持ち運びの制限時間が短いものもあるため注意してくださいね。
まとめ
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『ル・クシネ』のシューは、思わず歓声を上げたくなる見た目も味も、大切な人への手土産として申し分ありません。おもたせにも最高で、洋菓子好きなら絶対喜ぶ絶品シュークリームです。もちろん、自分へのご褒美にもおすすめですよ。
(撮影・文◎乃々)
●SHOP INFO
店名:ル・クシネ
住:東京都文京区根津2丁目34−24
営:金・土・日11:00~22:00頃(夏期休業)