【調査】大阪王将の「幸福絶倒 でれうま えびめし」はどのくらい幸福になれるのか食べてみた!

【調査】大阪王将の「幸福絶倒 でれうま えびめし」はどのくらい幸福になれるのか食べてみた!
食楽web

「元祖焼餃子」を始めとする美味しくて種類豊富なオリジナル町中華が大好評を博している人気チェーン『大阪王将』では、ただ今期間限定メニュー「幸福絶倒 でれうま えびめし」を販売しています。

店頭POP(食楽web)
店頭POP(食楽web)

 岡山県のB級グルメ「えびめし」を『大阪王将』流にアレンジしたという今回のメニューは、カレー粉と豆板醤を効かせたコク旨ソース仕立てのダークブラウンな炒飯に、大ぶりの海老と半熟の目玉焼きorとろとろオム玉子(選択可能)をトッピングした一品。10月に販売されて好評を博した「始まりの肉チャーハン」に続く、「国宝級お宝めし」シリーズの第2弾となります。

 お店のチャーハン系メニューはそもそもがハズレ皆無なだけに、食べる前から大勝利はもらったも同然ではありますが、そこはやっぱり実食で確認してみないとね…。ということで、さっそく『大阪王将』へ直行。抱腹絶倒ならぬ“幸福絶倒”の味わいを体感してまいります!

「幸福絶倒 でれうま えびめし」790円(税込・玉子スープ付き)。トッピングは「とろとろ玉子」にしました
「幸福絶倒 でれうま えびめし」790円(税込・玉子スープ付き)。トッピングは「とろとろ玉子」にしました

 オリジナルの「えびめし」は玉子が「錦糸玉子」なんだそうで、「目玉焼き」と「とろとろ玉子」は『大阪王将』流のアレンジ。どちらを頼んでも問題ナシということで、今回は半熟オムを愛してやまない筆者の好みを最優先。「とろとろ玉子」をチョイスさせていただきました。目玉焼き派の方、大変申し訳ないです(笑)。

 オーダーから約6分ほどで「えびめし」が到着。見よ、この映え映えなビジュアルを! メニュー写真を「目玉焼き」と同サイズにするか、むしろ「とろとろ玉子」をメインにすべきだったのでは…と、大にしたい声をぐっと抑えて具材をチェック。大ぶりのエビは玉子の下に隠れていたのを含めて、全部で5粒乗っかっていました。

海老は粒が大きめでぷりっぷりでした!
海老は粒が大きめでぷりっぷりでした!

 さっそく単独でパク。粒が大きいだけあって、ぷりぷりな食感だけでなく身の甘さもしっかりと感じられます。続いてはダークブラウンな炒飯を確認。ソースの味は至って控えめで、炒飯らしい味わいに続いてコクや深みを後味としてプラスする感じです。

 一緒に炒められている刻み玉ねぎの食感と甘味がいいアクセントになっています。この炒飯の味には、長ネギではなく玉ねぎが間違いなくベスト。もちろん、「とろとろ玉子」も炒飯にバッチリとマッチしています。表面のソースは恐らく炒飯の味付けに使われているものと同じで、多めにかかっている部分を食べるとソーステイストが強くなり、かかりが弱い部分を食べれば炒飯テイストが強調されます。

ふわふわな玉子と一緒に食べればマイルドな味に
ふわふわな玉子と一緒に食べればマイルドな味に

 エビと一緒に食べればエビの味と食感が、とろとろ玉子と一緒に食べれば玉子のマイルドな味わいが…といった具合に、レンゲを挿し入れて口へと運ぶ度に、炒飯の味わいがナチュラルに変化。こんなん美味しいに決まってますやーん! と、ひとすくいひとすくいをじっくりと味わった結果、あっという間に完食。ああ、美味しかった。ごちそうさま!

最初から最後まで美味しい「幸福絶倒 でれうま えびめし」

 過去の期間限定メニューでも登場しているソース系の炒飯ですが、ソース味がメインではなくコクやスパイシーさといった“味の奥行き”を広げるためのサポート役に徹しているため、「ソース味!?」といったネガな味わいは一切ナシ。もちろん今回の「えびめし」も同様で、最初から最後まで美味しくいただくことができました。

 敢えて気になったところを挙げるとするならば、隠し味のカレーと豆板醤の存在を全くといっていいほど感じなかったところですが、もしかしたら“味の奥行き”部門を担う黒子的な位置付けになっていたのかもしれません。

調査結果

 オリジナルの岡山版「えびめし」の味を知っている人はもちろんのこと、その味を知らない人でも、いつも食べているものとは一味違う美味しい炒飯として堪能できること間違いなし。ぜひお店でじっくりと“幸せテイスト”を味わってみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

大阪王将「幸福絶倒 でれうま えびめし」

期間:2022年12月8日(木)~2023年1月22日(日)
販売:一部店舗を除く国内の『大阪王将』
https://www.osaka-ohsho.com/