発売前より話題沸騰! 「玉子焼弁当」がいよいよ発売。そのお味は?

発売前より話題になっていたこともあってか、1区画が「玉子焼弁当」で占められているほどの気合の入れよう。ちなみに売上約140万食(2022年10月末までのデータ)突破の王者「ウインナー弁当」は、ラスト1個とさすがの貫禄です。
「のり磯辺揚げ弁当」に引き続き、だし醤油が付いていました。お箸もつけてもらって、会計は210円。支払いながら思わず心の中で合掌。このご時世にありがたいですね。

今回なぜこの「玉子焼弁当」に注目したかというと、筆者が無類の玉子好きというのもありますが、玉子焼を弁当の主役にしようなんて考えたこともなかったから。自分で作る弁当にも玉子焼を入れるし、専門店で買うお弁当も玉子焼入りのものを選んでいるのに……。
これは「だけ弁当」のコンセプトでもあるらしく、「弁当の定番だが主役になれないおかず」をチョイスして商品化しているそうです。
玉子焼の味は関東と関西で違う?

ということで、期待を込めて実食! まずは玉子焼だけ味わいましょう。実は関東、関西で味付けを変えているそうで、出汁巻玉子をベースに関東では甘く味付けし、関西ではほんのり甘めにしているとのこと。既成品の弁当にある冷凍の玉子焼とは違い、機械で1本ずつ巻いて作られているので、口どけもよく、出汁もじゅっと染み出します。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2022/11/20221123_tamagoyakibento06.jpg)
お次はごはんと一緒に寿司スタイルで。ご飯との相性も申し分ありません。弁当でも寿司でも、1食のうちにこんなに玉子焼を食べたことないかも! 最後までに飽きずに食べられるよう、そろそろ伝家の宝刀を抜きたいと思います。

それが、このだし醤油。もしこれが付いていなかったら正直、3個食べたあたりから飽きてしまうと思うのですが、このだし醤油をかけることで、まぁご飯が進む! 甘い玉子焼に醤油の香ばしさがプラスされて、より高みへ。弁当としてのクオリティーを格段に上げてくれます。
結論:食べ終えての感想は「こういう弁当アリ!」。いろんなおかずが入っている幕の内弁当もテンション上がりますが、たまにはこういう脱力系弁当も心が和んで良いものです。想像していたよりもボリュームがありますが、味噌汁やサラダを添えたら働き盛りの男子も満腹になるのではないでしょうか。
(撮影・文◎亀井亜衣子)