自家製マヨの網掛けも美味しさを後押し!『甲賀流』の「たこ焼き」

真っ先に食べたい粉もんの代表選手「たこ焼き」。店の数は3000とも5000ともいわれ、店ごとに生地や具材、味付けなどが異なりますが、大阪人がまず名前を挙げるのが『甲賀流』のたこ焼きです。場所は、東京の原宿や渋谷のような街「アメリカ村」にあります。

小麦粉を少なめに、山芋を使ったふるふるの生地に焼き上げており、その食感はふわっふわのトロトロ。プリっと大きなタコは刺身用に使われる真ダコで、存在感もたっぷりです。
定番の「ソースマヨ」のほか、ポン酢で食べる「ねぎソース」、レモンを絞って味わう「ブラックペッパーソルト&マヨネーズ」など、オリジナルメニューも大人気。“網掛けマヨネーズ発祥店”ともいわれ、酸味を抑え、旨みを残した自家製マヨにもこだわっています。
ソースも醤油もハマる味!『阪神名物いか焼き』

「いか焼き」と聞くといかの姿焼きをイメージしますが、ここは粉もん文化が花開く大阪の街。小麦粉を出汁で溶いた生地に、刻んだいかを混ぜて焼いたものが「いか焼き」です。
専門店が数ある中で行列が絶えない人気店として知られているのが、梅田の「阪神百貨店」地下1階にある『阪神名物いか焼き』。定番の「いか焼き」や玉子入りの「デラバン」など、4種のいか焼きが味わえます。

焼きたてアツアツ、出汁が効いたもちもちの生地にプリプリのいか、真逆の食感がたまりません。オーソドックスな「いか焼き」と「デラバン」の内側にはたっぷりのソースが、「和風デラ」と「ネギいか焼き」はあっさりとした醤油味で、どちらもハマる美味しさです。