全国の食いしん坊に聞いた! 2021年に一番美味しかった食べ物とは?

粉ものもプロの味はやっぱり別格

「松浪焼き」1050円
「松浪焼き」1050円

1.東京・人形町『松浪』の「松浪焼き」
2.関西出身なのですが、東京に来てからお好み焼きといえば家で作るもの。だったのですが、友人が人形町に関東風のお好み焼きの老舗店があると言われ「いったいどんな味?」と思って訪れたのがきっかけです。名物の「松浪焼き」を食べてみると、手むきアサリと大きな青ネギが具材。お店の方がお醤油で食べるのをオススメしてくれたので、食べてみると、アサリが新鮮でとっても美味しくて、とくに生地がモチモチしていて美味しかったです。家でも“ねぎ焼き+醤油”のパターンはやりますが、松浪焼きとは似ても似つかないほど別格でした。
3.東京都・女・54歳・印刷業

こちらはお店で食べる『おけ以』の焼き餃子
こちらはお店で食べる『おけ以』の焼き餃子

1.東京・飯田橋『おけ以』の「焼き餃子」(50個3540円)
2.テレビで特集されているのを見て、こんな美味しそうな餃子があるんだと思い、思わずネット注文しました。50個で3540円でした。人気のため、日数はかかりましたがかなり美味しかったので、今では定期購入しています。
3.東京都・男・55歳・アパレル関係

1.栃木・宇都宮『正嗣』の「餃子」(1箱30個1100円)
2.大学時代の親友が宇都宮出身で、宇都宮に遊びに行ったときに来店。宇都宮の家庭では、餃子は正嗣派かみんみん派に分かれるみたいで、その友だちは自分の名前もまさしなので正嗣派。友だちの影響で自分も正嗣派に。薄皮で餡は野菜たっぷりでとてもヘルシー。わが家では通販で常備しています。ピリ辛の自家製ダレで食べるのもいいけど、酢&ブラックペッパーや黒酢も◎。
3.東京都・男・39歳・編集者

『ピッツェリア トラットリア ダ オカピート』の「マルゲリータビアンカ」
『ピッツェリア トラットリア ダ オカピート』の「マルゲリータビアンカ」

1.東京・荻窪『ピッツェリア トラットリア ダ オカピート』の「マルゲリータビアンカ」1600円
2.知人に美味しいピッツァの行列店だと紹介されたものの、なかなか行けずにいたお店です。コロナ禍でお昼だけやっているというので、平日、ひとりで通りかかると、並んでいなかったので入ってみることに。ナポリの大会で3位になられた職人さんが焼いた熱々のマルゲリータを食べましたが、塩味が適度で厚さも好み。お店の中に窯があり、焼く工程が席から見える位置だったので、見ているのも楽しかった。緊急事態宣言が明けると、やはりお店は大行列。あの奇跡の入店が忘れられません。
3.東京・女・48歳・医療関係

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 というわけで、どれもこれもホント、美味しそうですよね。 いよいよ2022年が始まりますが、年が明けたら筆者もさっそく気になる店に行ってみようと思います。

(構成◎土原亜子)