自由な時間を楽しむために「がんばり過ぎない」が大切

落ち着いた雰囲気を楽しめる秋のキャンプでは、「がんばり過ぎないこと」を意識してみてはいかがでしょう。たとえば食事。バーベキューや塊肉を使った豪快なアウトドアクッキングは確かに盛り上がりますが、準備も後片付けも大仕事。ここはシンプルイズベストと割り切ってみましょう。

焚火とスキレットでソーセージを炒めてホットドッグに、秋野菜やフルーツをカットしてシンプルなサラダに……そんな簡単なキャンプ飯も自然の中では最高のごちそうです。

調理や後片付けに時間をかけない分、のんびり読書に、散策しながら写真撮影に、はたまた仕事に(森の中でのワーケーションも贅沢な時間です!)、思い思いの時間をゆったり過ごせます。
ポータブル電源を活用すれば仕事も遊びも充実できる!

現代のキャンプに必携のギアとして忘れてならないのは、モバイルバッテリーやポータブル電源。今やスマホはアウトドアで便利なアプリが詰め込まれた最も重要なアイテムのひとつです。

十分な電源が確保できるので、急な仕事が入っても安心です。パソコンに電源を繋げば、オンライン会議への参加はもちろん電源が必要なアイテムを使用できるので、キャンプをより充実したものにできます。

暗闇に包まれるキャンプ場の秋の夜長の過ごし方としておすすめなのが、プロジェクターを利用した映画鑑賞。映像コンテンツが入ったPCとプロジェクター、ポータブル電源があれば、テントサイトにすぐさまプライベートシアターを作ることができます。新鮮な空気の中でウイスキーを傾けながら愉しむ映画鑑賞は、最高に贅沢なひとときです。
何事にも重宝するモバイルバッテリーやポータブル電源ですが、くれぐれもバッテリー切れの心配がないように、十分な容量の電源を確保しておく必要があります。大容量のポータブル電源があると、スマホの充電も心置きなくできるし、プロジェクターなど新たな楽しみも広がります。

かつては「キャンプで電気に頼るのは邪道」といった向きもあり、灯りも電池式ではなくガスやガソリンのランタンにすべき、炊飯器を使うなんてもってのほかという雰囲気もありました。ところが近年は、灯りはLEDが主流となりましたし、大容量・高出力のポータブル電源を利用して炊飯器や電気ポットなどを使用することもキャンプの賢いスタイルとして認識されるようになっています。
確かに、メイン料理は焚き火台で、炊飯や湯沸かしはサクッとポータブル電源で、というように使い分けると、調理も後片付けも一気に効率化し、キャンプの快適度が格段にアップ。もう戻れない……という感覚です。この秋は、焚き火+ポータブル電源のハイブリッドスタイルで、思い思いのキャンプを楽しんでみませんか?