いつの間にか進化したおにぎりの美味しさにびっくり!

各コンビニの鮭おにぎりの袋を開けてみると、似たり寄ったりかと思いきや、カタチも海苔のサイズもまったく違うことがわかります。ここで、まずは数字的なデータを一覧にしてみました。

今回は鮭おにぎりに限定しているので、名前や数字を見ただけでは味の違いの想像がしにくいですね。では、さっそく1個1個食べていきます。
セブンイレブンの「炙り焼き紅鮭切身」

最初はセブンイレブン。2種類の鮭おにぎりを買いました。1つ目は「炙り焼き紅鮭切り身」。こちらは海苔とお米が分離したタイプで、自分で海苔を巻くスタイル。高級な九州有明海産の大きな焼き海苔を使用しているので、香りがよくてパリッパリ。ちなみに中のご飯は三角形です。

割ってみると、美しい濃いピンクの焼き紅鮭が登場しました。しかも、かなりビッグサイズで、ご飯よりも圧倒的に存在感があります。

お米は新潟県産のコシヒカリを使用しており、ご飯も粒立ち感がはっきりしていますね。ただ、食べてみてちょっと気になったのは鮭の塩味。強めなうえに鮭が大きいので、おにぎりとしては少々バランスを欠いている気がしました。
セブンの「炙り焼しゃけ」

続いて、同じセブンイレブンの「北海道産炙り焼しゃけ」です。こちらは先ほどの「炙り焼き紅鮭切り身」198円よりも価格が控えめで140円。海苔は巻いてあります。形は三角形ではなく、四角に近くて、先ほどのに比べると、やや雑な感じがしてしまいます。

2つに割ってみると、鮭の量は少なめ。しかもこちらは鮭のほぐし身を使用しているので、鮭おにぎりとしてのリッチ感はあまり見て取れません。
また、ご飯は柔らかくてやや水分多め。ひと口食べてみると、やはり明らかに「炙り焼き紅鮭切り身」のほうが美味しいです。ただし、この味わいはお値段の差に表れてはいるので、比べるのは可愛そうかもしれません。