北海道ならではのご当地ドリンク「ガラナ」と「カツゲン」

まずは、ドリンクから。北海道民なら物心ついた時から馴染み深い「ガラナ」と「カツゲン」です。「ガラナ」は、ガラナの実のエキスを抽出して作られる飲料で、例えるなら沖縄のルートビアのようなテイスト。
ちなみに各社でガラナを製造していますが、買うなら天然素材にこだわった「コアップ ガラナ」がおすすめ。『小原』が製造し、函館市近郊で流れる横津岳の天然水と、北海道産のじゃがいもを主原料とした果糖ぶとう糖で作られています。
乳酸菌飲料の「カツゲン」も子どもの頃からよく飲んでいたので、帰省したら1度は必ず飲みたくなります。『雪印メグミルク』が北海道限定で製造していて、爽やかな酸味とすっきりとした甘みが特徴。大人はお酒の割材としても使い、北海道の居酒屋では「カツゲンサワー」がラインナップしている店もあります。
道民のソウルフード「ビタミンカステラ」

道民なら子どもの時に必ず食べたであろう、「ビタミンカステラ」も懐かしの一品。これは自分で食べるというよりも、子どものおやつ用に購入しました。口の中でボロッと崩れる素朴な生地で、甘さも子ども向けのお菓子なので控えめ。生地中の水分量を抑えているので日持ちするのも魅力です。

北海道旭川市の『高橋製菓』が、戦時中の食料不足により栄養失調の子供たちのために製造したのがきっかけ。ビタミンB1、B2が添加されていて、昭和30年頃から現在までほぼ同じ製造で作られています。多くの道民に愛されているソウルフードです。