モッチモチのコシに感動&感激!

表示の作り方に従って、まずは、ざるうどんを作ってみることに。調理方法は超簡単。凍ったままの麺を沸騰した湯で1分茹でるか、電子レンジで凍った麺を内袋のまま3分20秒温めるだけ。

そしてざるうどんにすべく、冷水にさらしました。すると、うどんは、まるで内側から光を放つようなツヤツヤ感。ビジュアルを見るだけで、これは、最近食べている冷凍うどんとは別モノだということが明らかです。
何もつけずにうどんだけを食べてみると、思った以上にみずみずしくなめらか。そして噛むとモチモチ、顎や歯に感じる頼もしいコシ。「これ、もはや打ち立てと変わりないんじゃ!?」と感激したくらい。

あまりに美味しかったので、カトキチの公式ウェブサイトを調べてみたら、やはり、並々ならぬこだわりの結晶であることが判明。何しろ本場の讃岐うどんの美味しさを追求した原料の選定から、生地を延ばして麺を1本ずつ“包丁切り”するなど、とにかくこだわりが半端ではありません。
こうしてできたうどんを大釜で踊らせるように茹でて急速冷凍することにより、茹でたての強いコシを再現しているんだそうです。というわけで、久しぶりに食べたカトキチの冷凍うどんにどハマり。最近は、ざるうどんやかけうどんだけでなく、いろいろなレシピを楽しむ毎日です。

例えばカルボナーラうどん。パルミジャーノや卵、塩・コショウを混ぜた卵液を作っておき、炒めたベーコンと温めた冷凍さぬきうどんを混ぜるだけ。
うどん自体の食感がなめらかでコシがあるので、とろとろの卵液がよく合うんですね。さらに、続いてもイタリアンですが、辛めのトマトソースを絡めたアラビアータうどんも最高です

トマトソースがさぬきうどんにちゃんと絡むの? と心配な方もいるかもしれませんが、その心配はご無用。実はこの麺、「くびれ麺」という製法で作られており、くびれた麺の断面につゆやソースがよく絡むんです。

というわけで、やっぱり、冷凍うどんはカトキチが最高! と改めて感激した次第。しかし、よく考えれば昔、カトキチは「加ト吉」という名前だったはず。いつの間にか社名がテーブルマークに変わっていたんですね。ともあれ、普段なんとなく買ってしまう食材1つとっても、よく吟味すべき。という、ごく当たり前の事実に気付かされました。