2018年、さまざまな「ライフハック」がテレビやネットなどで紹介されましたが、短時間で美味しく炊く技や、炊飯器がない時の技、美味しく保存する技など、お米を美味しくするテクニックも多数登場しました。
そのなかでも、シンプルなのに味がワンランク上がる! と評判になったのが「炭酸水で炊くとゴハンが美味しくなる」というもの。ツヤツヤでふっくらした炊き上がり、そして口に入れるとモチモチの食感…。実際に試した人からは、お米本来の味わいが引き立つという声が続々と上がっています。
では、なぜ炭酸水で米を炊くと美味しくなるのでしょうか? 専門家によると、炭酸水で炊くと米の中に浸透した炭酸が炊飯の過程で気泡化し、米の中に小さな気泡が入るため、水で炊くよりもふっくらと炊きあがり食感が良くなるためお米が美味しく炊けるということです。炭酸の泡がお米のポテンシャルをあげてくれるなんてスゴいですね。
調理方法はとっても簡単。普通のお水でお米を研ぎ、炭酸水をそっと入れるだけ。あまり泡立てないのがポイントです。炭酸水の量は水の分量より少し多めに入れること。1.2倍程度がちょうどいいそうです。
有名シェフも惚れ込む“炭酸水deごはん”
もちろん、プロの料理人も炭酸水で炊いたゴハンのおいしさにハマっています。東京・港区西麻布にある、ネオビストロ『HOUSE』は、日本各地の生産者から日々届く新鮮な食材を、フレンチの技術をベースに、食材の組み合わせの妙でシンプルに仕上げる料理が評判の店。
『HOUSE』のオーナーシェフも“炭酸水deごはん”の美味しさに魅了された一人。「最初は半信半疑でしたが、使ってみたら炭酸水の虜になりました。お米の味、ツヤ、食感が違いますね」。プロも太鼓判のおいしさです。
そんな炭酸水で炊くゴハンの力強い味方となってくれるアイテムが、お家で簡単に炭酸水が作れる「ソーダストリーム」。わずか数秒で炭酸水を作り出せるソーダメーカーです。用意するのは水だけ。電池も電源も必要ありません。炭酸の強さも自在に調整でき、レモンなどの専用シロップで味わいのアレンジも可能。
年末年始に、ぜひ炭酸水でごはんを炊いてみて、その美味しさを確かめてみてください。
●DATA
ソーダストリーム