誰でもベストなコーヒーを抽出できる「ネスカフェ 香味焙煎」の新提案「DIP STYLE」とは

誰でもベストなコーヒーを抽出できる「ネスカフェ 香味焙煎」の新提案「DIP STYLE」とは
食楽web

 自宅に居ながらにして美味しいコーヒーが飲みたいとき、あなたはどうしていますか? 筆者の場合は、見よう見まねのハンドドリップで淹れることが多いのですが、お湯を数回に分けて注いだり、後片付けをしたりと、何かと手間がかかる割に満足のいく味になることは少なく、ちょっとしたストレスを感じていました。

「コーヒーもティーバッグのように手軽に淹れたてを飲めたらいいのに」と常々思っていたところに、そんな願いを叶えてくれる商品が登場! それが「ネスカフェ 香味焙煎」全面リニューアルの目玉として登場した「DIP STYLE」です。
 コーヒーが入ったバッグをお湯に浸して90秒待つだけでOK! というこの新商品。「本当に美味しくできるの?」「バッグの中には何が入っているの?」と疑問を抱きつつ、新発売イベントに行ってきました!

美味しさのカギを握る「抽出の問題」をクリアした「DIP STYLE」

 発売20周年を迎える「ネスカフェ 香味焙煎」は、日本人の繊細な味覚に合わせてネスレの職人が作り上げた、こだわりのシリーズ。今回のリニューアルでは「Japanese Craft Coffee」をコンセプトに、世界中から厳選した希少豆を使った3つの味わいを表現しています。

レギュラーソリュブルコーヒービジネス部部長の島川さん
レギュラーソリュブルコーヒービジネス部部長の島川さん

 従来のレギュラーソリュブルコーヒーも中身・パッケージともに一新されたのですが、やはり気になるのは新たに採用された「DIP STYLE」。レギュラーソリュブルコーヒービジネス部部長の島川さんによると、「コーヒーとは、どんなに良い豆や器具を使っていても、最後の抽出が上手にできないと、味にバラツキが出てしまうもの」なのだそうです。

 そこで、この「DIP STYLE」では、レギュラーソリュブルコーヒーに焙煎した豆を組み合わせることで抽出の問題をクリアし、誰でも簡単に希少豆の味わいや香りを楽しむことができるようになったといいます。

“世界一の抽出士”が辿り着いたシンプル イズ ベストなコーヒーの淹れ方

粕谷哲さん
粕谷哲さん

「DIP STYLE」の開発には、“世界一の抽出士”と呼ばれる粕谷哲さんが参加・協力しているそうです。豆の選定に始まり、繊細な豆の特長を引き出す方法やバッグを浸けておく時間など、何度も検討・実験を重ねた結果…

「最後にたどり着いたのが、“バッグを振らずに90秒浸けておくのがベスト”という結論です。でも、濃い目が好きな方はもう少し長く浸けておいてもいいですし、バッグを振ってもかまいません。誰でも簡単に淹れられるのに、最後に自由な部分が残されているのが、DIP STYLEの面白いところだと思いますよ」と粕谷さん。

 美味しいコーヒーを淹れるためのハードルが大幅に下がるだけでなく、自分好みに淹れる余地も残されている「DIP STYLE」は、まさに新しいコーヒーのスタイルを確立した商品といえそうです。

 イベントの最後には、粕谷さんが淹れたドリップコーヒーと「DIP STYLE」のコーヒーの飲み比べが行われました。“世界一の抽出士”が淹れたコーヒーはさすがに美味しく、奥行きのある味わい。一方の「DIP STYLE」は、すっきりと透明感があり、冷めてからも質感が長持ちします。豆のオイルもしっかりと感じられ、想像以上に本格的な「DIP STYLE」は、美味しさと手軽さの両面で申し分なく、自宅ではもちろん、旅行や出張など幅広いシーンで側においておきたくなる存在になりそうです。

「DIP STYLE」は、濃厚な「クンディナマルカ」(コロンビア)、まろやかな口当たりの「ジャガーハニー ブレンド」(コスタリカ)、クランベリーのような酸味が楽しめる「鮮やか ルウェンゾリ ブレンド」(ウガンダ)の3種展開。コーヒー専門店でもめったに出会えない希少な豆を、ネスレだからこそ実現できた低価格で楽しめるのも魅力です。

 昔も今も身近な存在でありながら、刻々と変化していくコーヒーの楽しみ方。ディップという新しいスタイルが、コーヒーのある日常をいっそう豊かにしてくれそうです。

(取材・文◎渡辺裕希子)

●DATA

ネスカフェ 香味焙煎「DIP STYLE」

https://nestle.jp/brand/nkb/