
7月の土用の丑の日は夏バテ予防にウナギ、というのが定番ですが、ウナギに匹敵する栄養価の高い食べ物が実はドジョウなんです。この時期あっさりしたドジョウを食べて精力をつけられる食材です。
ドジョウは、江戸時代に調理法が確立した食材。当時の庶民にとって貴重なタンパク源として非常に重宝されたそうです。栄養価の高さから「ウナギ一匹、ドジョウ一匹」と言われ、カルシウムはウナギの9倍。カルシウムの消化を助けるビタミンD、ミネラルも豊富で、アツアツの鍋物・汁物として供されるため、内臓を温め代謝を活発にする効果が期待できるといわれています。
ドジョウは身近な食材ではないため、あまりなじみのない人もいるかもしれませんが、一度味わってみれば、その魅力にハマるはず。今回は浅草にあるドジョウ専門店『どぜう 飯田屋』のドジョウ鍋をご紹介します。