東京とんかつ最前線! 激ウマとんかつが堪能できる最旬店はここ!

今日はガッツリ食べたい! という気分のランチの定番といえば、とんかつ。サクサクの衣に、ジューシーな肉がたまりません。今回は、『食楽web』で紹介したお店の中から、東京都内で食べられる新しくて激ウマなとんかつ店をご紹介します!

とんかつ ひなた|新宿

東京とんかつ事情最前線! 激ウマとんかつが食べられる人気店
食楽web

とんかつマニアも絶賛のとんかつ店

 とんかつの聖地・高田馬場に店を構える、年間200食のとんかつを食べ歩く「とんかつ王子」こと眞杉大介さんがプロデュースしていることでも知られるお店。

 注目を集める所以は、斬新すぎる「とんかつ食べ比べコース」(3,500円)にあります。定番のロース、ヒレに加え、脂身ラヴァーにはたまらない「リブロース」、他ではお目にかかれない「とんとろ」、「らんぷ」、「しきんぼ」の全6種類のとんかつを一切れずつ(約20~30g)、〆のチャーシュースープ(または豚汁)とミニソースかつ丼をいただけるという、まさにとんかつ三昧のコースです。

 豚肉はすべて仙台で育てられた「漢方豚」を使用。臭みが一切なく、肉の華やかな香りが口中にふわっと広がるのが特徴で、肉のとろけるような柔らかさと、脂の甘みをじっくりと堪能できる豚肉です。とんかつには珍しい、らんぷ、とんとろ、しきんぼも、個性的で豚肉の奥深さを再認識させられる逸品ばかりです。ぜひ、ご自身の舌で確かめてみてほしいとんかつ店です。

●SHOP INFO

店名:とんかつ ひなた

住:東京都新宿区高田馬場2丁目13-9
TEL:03-6380-2424
営:11:00~20:30(LO) 昼休みなしの通し営業
休:日

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君に、揚げる。|池袋

「嬉嬉豚ロースかつ200g」850円
「嬉嬉豚ロースかつ200g」850円

裏通りにひっそりと佇む超人気店

 リーズナブルでうまいかつを食べたいなら、ぜひおすすめしたいのが豊島区南池袋にあるこちらのお店。池袋に詳しい美食家から、界隈でナンバーワンクラスの実力と評される人気店です。

 オススメはもちろん定食メニュー。「ロース」や「ヒレ」、「メンチ」、「肉巻きエビフライ」のメインに、ご飯、お味噌汁、おろしポン酢、お新香が付いて、一律850円とお財布に優しいとんかつです。使用する豚肉は、群馬県の「高橋養豚場」で育ったブランド豚「嬉嬉豚」。サクッとかジューシーとか、例えれば例えるほど、すべてが陳腐になってしまう気がするほど肉厚なかつは、無言になって堪能したくなる一品です。

 トンカツソース、塩、さらにおろしポン酢もついているので、味の変化も楽しめます。お腹が空いたときにふらっと立ち寄りたい、南池袋の裏通りにある名店です。

●SHOP INFO

店名:嬉嬉豚とんかつ 君に、揚げる。

住:東京都豊島区南池袋2-13-10 東海キャッスル小林1F
TEL:050-3184-4878
営:11:00~16:00、17:00~20:00
休:水木
http://ureurebutatonkatsukiminiageru.favy.jp/

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黒かつ亭|東京駅

「黒かつ定食」1,890円
「黒かつ定食」1,890円

鹿児島産の黒豚を存分に味わえるとんかつ店

 鹿児島市内で2店舗を展開する、行列が絶えない超有名店の東京一号店です。東京駅八重洲の一番街にあるこちらのお店の目玉は、鹿児島から直送された黒豚。サツマイモを食べて健康的に育てられた黒豚は甘みがあり、適度に締まった肉質は歯切れが良く、旨みがギュッと詰まっているのが特徴です。

 旨みを限界まで引き出すため、約2週間熟成させて、丁寧に筋切りして脂身の調整を行っています。また、肉を包むパン粉は、肉の歯切れを良くするため粗挽きの生パン粉を焙煎したものを使用し、カラッと揚がるように、油はキャノーラ油とラードをブレンド。お米は、鹿児島県産「伊佐米」で、粒が大きくベタつかない甘みが魅力です。ソースは、特製黒ソース、塩、大根ポン酢ダレの3つ。お好みで胡麻をひいていただきます。

 黒豚、パン粉、油、米、そしてソースと、こだわり尽くした絶品の味をいただけます。鹿児島でしか味わえなかった名店の味を、東京でも全く同じに再現してくれるうれしいお店です。

●SHOP INFO

店名:鹿児島黒豚とんかつ専門店「鹿児島 黒かつ亭」

住:東京都千代田区丸の内1丁目9-1 東京駅一番街B1F にっぽんグルメ街道内
TEL:03-6269-9123
営:10:00~23:00(22:00LO)※ランチタイムは10:00~15:00
休:なし

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奏す庵|新宿【おまけ】

「ワセカツ丼」980円
「ワセカツ丼」980円

日本発祥の味をオマージュした薄いカツ「ワセカツ」

 こちらの『奏す庵』は、ソースカツ丼専門店。ソースカツ丼とは、カツ丼の元祖と呼ばれるお店が提供していたメニュー。元々は、東京・早稲田で営業していましたが、関東大震災の後、福井に移転し、福井の定番となったメニューです。その味を、再び発祥の地・早稲田で復活させたのがこちらのお店です。

 看板メニューの「ワセカツ丼」は、厚切りカツではなく、揚げたての薄いカツがご飯を覆い隠すように5枚も積み上げられたカツ丼。その味は、カラッ、サクッはなく、特製のソースに浸されて、しっとりしています。最大の特徴は、カツの薄さ。極薄の「うす」3枚、ちょい厚めの「あつ」2枚が入っており、たった数ミリの違いなのに、全く別の歯ごたえを楽しめるのです。

 フルーティなウスターソースとキレのいい油が織り成す上品なソースダレが衣と肉にしっかりと浸みて絶品です。福井コシヒカリのご飯の表面にもその極上のソースダレが溢れ落ちているので、ご飯だけでも極ウマ! 胃もたれなんて感じさせない極上のカツ丼です。

●SHOP INFO

店名:奏す庵

住:東京都新宿区早稲田鶴巻町555-19 鶴屋ビル1F
TEL:03-6302-1648
営:11:00~15:00
  17:00~22:00(LO)
休:水
http://www.sauce-un.jp/