昔は超怖かった…吉祥寺で50年以上愛されるもつ焼き酒場『カッパ』【中央線一人飲み】

昔は超怖かった…吉祥寺で50年以上愛されるもつ焼き酒場『かっぱ』【中央線一人飲み】
50年以上の歴史を持つ吉祥寺「カッパ」に行ってきました

●東京生まれ東京育ち。中央線の飲み屋をこよなく愛するライター・松田義人による中央線一人飲み案内。今宵は吉祥寺で50年以上愛され続ける名店『カッパ』で一人飲み!

 吉祥寺駅南口。周辺は雑居ビルが濫立し、そして狭いバス通りを行き交う人でごった返しています。“吉祥寺の小さなカオス”とも言うべきこのエリアを抜け、数十メートル先の井の頭通りに出たところに、50年以上もこの地で愛され続ける名店『カッパ』があります。

 創業は1968年。狭い店内には、いわゆる「コの字型」のカウンターがあり、そこに客がギュウギュウ詰めの満席状態で飲んでいます。なかには待ちきれず、スタッフの承諾を得て、その隙間で立ち飲みしている客も。ときに行列ができることもあるこの『カッパ』、一体どんな店で、どんな魅力があるのか、ご紹介していきましょう。