観光や寄席の後、わざわざ行く価値がある。著名人も愛する“浅草の名店グルメ”6選

『レストランカミヤ』の歴史的メニュー「かにコロッケ」

休日は1日100皿出る「かにコロッケ」
休日は1日100皿出る「かにコロッケ」

 浅草を代表する老舗『神谷バー』も忘れてはならない名店です。創業はなんと1880(明治13)年。看板メニューの「デンキブラン」は1882年(明治15)年に製造がスタートし、今もなお愛されている一杯です。

 この「デンキブラン」と合わせて食べたいのが、『レストランカミヤ』で提供する「かにコロッケ」。この一品は60年以上前から提供している歴史的なメニュー。女性のこぶしほどある大きさで、ベシャメルソースはふわふわ、舌にまとわりつく濃厚さ。休日は、1日100人前は軽く注文が入る人気の一皿です。

●SHOP INFO

レストランカミヤ

住:東京都台東区浅草1-1-1 2F
TEL:03-3841-5400
営:11:30~22:00(L.O.21:30)
休:火曜
※詳しい記事はこちらから

『らーめん弁慶』のボリューム満点「チャーシューW乗せラーメン」

店で一番ボリュームのある「チャーシューW乗せラーメン」
店で一番ボリュームのある「チャーシューW乗せラーメン」

 下町情緒と人情を残す街、浅草。地元人に愛されているラーメン店『らーめん弁慶 浅草本店』は、腹ペコ男子たちが愛する人気です。ボリュームに定評があり、ランチのピークタイムを除いても客足は絶えません。「チャーシューメン」や「味玉らーめん」、「もやしらーめん」、「ネギラーメン」など種類が多く、サイドメニューやトッピングも豊富で自分好みの一杯にカスタムできます。

 麺は中太、ストレートと縮れの中間ぐらい、スープは豚骨と鶏ガラでかえしに醤油を合わせています。ちゃっちゃっと降り積もった背脂は余計な脂を取り除いているので、こってりなのに、ギトギトしないから後引くおいしさです。

●SHOP INFO

らーめん弁慶 浅草本店

住:東京都台東区花川戸2-17-9
TEL:03-5828-7355
営:11:00~翌4:00(L.O.)※アルコールは19:00まで
休:なし

『赤垣』の「シメサバ」

通年で食べられる「シメサバ」
通年で食べられる「シメサバ」

 浅草は、老舗の飲み屋を渡り歩くのも一興。その1件目に出会いたいのが、『赤垣』。つくばエクスプレスの浅草駅から徒歩3分、赤い提灯と紺色の暖簾が目印です。大正6年に創業した老舗で、お客層も様々な小粋な店。

 おすすめは樽酒とシメサバ。通年提供しているシメサバは肉厚で柔らかい酸味とサバの旨みとのバランスが絶妙です。女将の出身地の、秋田の地酒「高清水の樽酒」を一緒に味わえば、文句なしの美味。日本酒のセレクトが素晴らしく、こだわりの肴と地酒で心とお腹を満たしましょう。

●SHOP INFO

赤垣

住:東京都台東区浅草1-23-3
TEL:03-3844-2327
営:17:00~大体22:30(L.O.大体22:00)
休:水曜 ※1、8月は不定で水・木連休あり
※詳しい記事はこちらから