16種類の素材をブレンドした「十六茶」。おいしさに導く法則とは

「十六茶」は、六臓六腑四味覚(6+6+4)の考えをもとに、16種類の素材をブレンドしているブレンド茶。これは「予防しながら体質改善につながるように、体と心のバランスを整える」という、東洋医学の理念に沿って素材を厳選しているんですね。六臓六腑は人体を構成する機能。それぞれの正常な活動に加えて、バランスも整えるようブレンドされています。

そして16種類の素材は、四味覚(4味覚)に分類されます。
・甘さと香ばしさを作る「穀物」
・ビワの葉などを加えて漢方感のある味を作る「葉もの」
※初代は緑茶ベースでしたが、ノンカフェインにしたことで葉ものを減らしています。
・たんぽぽやごぼうなど苦味と土っぽさを加える「根っこ」
・みかんやゆずの皮など酸味とアロマ効果を高める「フルーツ」
愛飲する人のコメントからは「16素材を取れる健康感」、「1日30品目摂取しましょうと言われているが、水分補給で16品目稼げた感」など、ブレンド茶に対する健康への意識が感じられます。
筆者も愛飲する一人ですが、飲む時によって味の感じ方が違うんです。今日はとうもろこしっぽいな、今日はハーブが香るなあ、甘いなあ。複層的な味と香り。それこそ、「十六茶」の魅力であるのでしょう。
実際にブレンドを体験!結果は……
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さて、「十六茶」のベースとなる素材をブレンドした中に、好きな素材を加えて、自分だけのブレンド茶を作ってみました。これが結構楽しい! ついつい、好きなフルーツ系の素材を多めに、美容も意識して(笑)、「みかんの皮」「ゆずの皮」「柿の葉」「たんぽぽの葉」などを投入してみました。

いざ、マイブレンド茶を試飲してみると……苦い! フルーツ類を入れすぎたせいでしょうか。苦味がまさって、さっぱりしてるようで口の中に苦味が残りました。むむ、ブレンド茶、恐るべし。「十六茶」がいかに、おいしさと健康を追求した複雑なブレンド茶なのか、実体験でよくわかる結果となりました。