入手困難な『銀座ウエスト』のケーキがおトクに買える日野市の工場直売店に行ってきた

入手困難な『銀座ウエスト』のケーキがおトクに買える日野市の工場直売店に行ってきた
食楽web

 老舗洋菓子店『銀座ウエスト』といえば、まずイメージするのは看板スイーツ「リーフパイ」ではないでしょうか。薄くて繊細な木の葉型のパイは噛むとサックリ、じわりと広がるフレッシュバターの豊かなコク。軽くて儚い食感なのに、ひと口で心をわしづかみにされてしまう逸品です。

右が「リーフパイ」。左手前が、ドライケーキの「ヴィクトリア」。そのほか、『銀座ウエスト』の極上の焼き菓子たち
右が「リーフパイ」。左手前が、ドライケーキの「ヴィクトリア」。そのほか、『銀座ウエスト』の極上の焼き菓子たち

「リーフパイ」だけでなく、いちごジャムをあしらったドライケーキの「ヴィクトリア」や、エダムチーズをパイ生地に練り込んだ「チーズバトン」などなど、バターをはじめ選び抜いた材料と、職人の手作業で丁寧に作られる繊細な焼き菓子たちは、まさに唯一無二の味わい。

 全国的な知名度を誇る『銀座ウエスト』ですが、実はケーキやシュークリームなどの生菓子は通販もしておらず、関東圏だけで展開する5つの実店舗でしか買えないのをご存知でしょうか?

東京都中央区銀座7丁目にある『銀座ウエスト』銀座本店。店頭販売と、2階には喫茶がある
東京都中央区銀座7丁目にある『銀座ウエスト』銀座本店。店頭販売と、2階には喫茶がある

 しかもその生ケーキを味わいたいと思っても、どこも休日は長蛇の列。それは東京都中央区銀座7丁目にある銀座本店の喫茶室も例外ではなく、整理番号を渡された上での順番待ちが必須。確実にケーキを食べたければ、予約しておくのがベターです。

 そう、つまりリーフパイなどの焼き菓子はデパートなどですぐ買えても、ウエストのケーキ類は簡単には食べられないのです。ご多分に漏れず、筆者もウエストの焼き菓子は散々食べたことがあるのに、生菓子を食べたことがありません。

『銀座ウエスト』銀座本店で喫茶を利用する際には整理券をもらって並ぶほど超人気
『銀座ウエスト』銀座本店で喫茶を利用する際には整理券をもらって並ぶほど超人気

 そこでスイーツ好きの知人にLINEで相談してみたところ、「『銀座ウエスト』の生菓子をいろいろ食べたかったら、東京郊外の日野市に行くのがベスト」と教えてくれました。

 なんでも日野市にはウエストの工場があって、そこに併設されている直売所では焼菓子も生菓子がほぼ全部そろっており、さらに支払いは現金のみという縛りがあるものの、全品10%引きで買えると言うのです。

 え! それはめちゃくちゃお得じゃないか! と狂喜乱舞した筆者、さっそく日野市まで行ってきたので、その様子をレポートしたいと思います。