高知県土佐清水市発、宗田節の名店「新谷商店」。本物のだし文化を受け継ぐ老舗の味

高知県土佐清水市発、宗田節の名店「新谷商店」。本物のだし文化を受け継ぐ老舗の味
『宗田節の新谷商店』の宗田節

●高知県・土佐清水市の名店『宗田節の新谷商店』の宗田節の魅力をご紹介します。

日本は南北に長く、各地の漁場でとれる魚も千差万別であることから、地域ごとに多様なだし文化が育まれてきました。定番のカツオ節や昆布をはじめ、サバ、マグロ、イワシ、アジ、アユなど実にさまざま。近年では、長崎県のあご(トビウオ)だしも全国的に知られる存在になっています。

今回ご紹介するのは、高知県土佐清水市の名産・宗田節です。宗田節とは、マルソウダ(通称メジカ)を原料にした節のこと。県庁所在地・高知市から車で約2時間半の場所にある土佐清水市は、幕末の偉人・ジョン万次郎の故郷としても知られています。

この地で100年以上にわたり節づくりを続けてきた老舗が「宗田節の新谷商店」です。

水揚げされたばかりの寒メジカ(ソウダガツオ)
水揚げされたばかりの寒メジカ(ソウダガツオ)

筆者が新谷商店を知ったきっかけは、かつて高知県を旅した際、空港で偶然手に取った「卵かけご飯専用の宗田節」でした。

高知の特産品としてお土産に選び、知人に贈ったところ「とてもおいしい」と好評。それ以来、折に触れて購入するようになりました。