「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」を実食!

包みを開けたと同時にてりやきソースの甘い香りがふわ~。既に包みの内側がてりやきソースまみれになっているのも、もはやこのバーガーの様式美といっていいかもしれません。
かぶりつく前に、まずはサンドされている具材を見ていきます。白ごまでおめかしされたバンズをめくると、ベーコンとレタス、ぷるぷるたまごを確認。側面からはソースをまとったポークパティの姿も見られます。肝心のポテトフィリングは、バンズの裏に発見! ポテトの四角い粒がいくつか散見できましたが、全体的な量はかなり少なめのようです。
味の方は、マヨ感は控え目で、強めの塩味とあおさからの青のり風味、ポテトのイモ感が印象的です。どことなく「のり塩ポテトチップ」の雰囲気があります。ポテサラに寄せた味をイメージしていましたが、ちょっとどころか結構違うようです。

それでは、バンズごとガブっと食べてみます。柔らかなバンズの食感とパンの風味、シャキっとしたレタスの食感と同時に、てりやきソースの味わいとポークパティの肉の旨みが口の中に広がっていきます。ベーコンとぷるぷるたまごも、自身の味と食感をしっかり感じさせてくれます。
そして肝心のポテトフィリングは、のり塩テイストが強い~! 青のりの風味と塩味、ピリッとしたスパイシー系の辛味、ポテトの柔らかな食感&じゃがいもテイストが、てりやきソースとほぼ同等の強度で口の中を蹂躙していきます。
「てりたまバーガー」を食べているはずなのに、それとは別のバーガーを食べているような味わいです。ポテトフィリングが多いエリアを食べるとのり塩ポテトな味わい、少ないエリアだと「てりたまバーガー」の味わいと、ナチュラルに変化するテイストを存分に味わったところで1個をペロッと完食。これは意外な美味しさだった。ごちそうさま!
まとめ

今回のバーガー、驚きは何といっても“のり塩じゃがバター”のポテトフィリング。まさかこれほどまでに、てりやきソースの甘くて濃い味に負けないテイストだったとは思いもしませんでした。ひとつのバーガーで、てりたま味とのり塩ポテト味の2種類を楽しめました。
ポテトフィリングの量が少なかったのは、恐らくはここまで強い味だからこそ。おかげでベースの「てりたまバーガー」の味を消さず、両方の美味しさを楽しめるようにとの計算ずくだったのではないかと想像した次第です。トータルで見た味わいは当然ながら文句なし。美味しくいただくことができました。
提供は4月中旬までと、スケジュール的には余裕たっぷり。今回実食をしなかった「てりたまバーガー」「チーズてりたま」「てりたまマフィン」ともども、『マクドナルド』に寄られた際は「てりたまシリーズ」、ぜひ味わってみてください!
(撮影・文◎河西まさあき)