関西人が愛する名物料理「どろ焼」って何? 関西の名店『喃風』で実食してきた

関西人が愛する名物料理「どろ焼」って何? 関西の名店『喃風』で実食してきた
食楽web

●お客さんのリクエストから誕生した大阪の名物グルメ「どろ焼」とは? 実際に食べに行ってきた

 昭和61年創業のどろ焼・お好み焼の専門店『喃風(なんぷう)』は、兵庫県を中心に26店舗を展開するローカルチェーン。お出汁につけて食べる「どろ焼」が名物で、テレビ番組「坂上&指原のつぶれない店」でも紹介されていました。生粋の関西人である筆者ですが、テレビでその存在をはじめて知り、食べに行ってきました。

お客さんの声から誕生! 名物の「どろ焼」とは

『喃風 アマドゥ店』
『喃風 アマドゥ店』

 「どろ焼」は、常連のお子さんから「たこ焼が食べたい」とリクエストされたことがきっかけで誕生しました。『喃風』にはたこ焼き用の鉄板がなかったため、たこ焼きの生地を平らな鉄板に流し、オムレツ状に焼いて提供したそうです。

 最初は不思議がっていた子どもも一口食べて「おいしい!」と大喜び。そのたこ焼きをアレンジし、お好み焼きの具材を入れたものが「どろ焼」になったんだとか。ちなみに料理名は”どろどろの食感”からきているそうです。 

 具材はもちチーズやミックス、すじこん、豚キムチなどの全12種類。今回は1番シンプルな「どろ豚」を注文してみました。