からあげクンで有名なローソンの「Lチキ」が最高評価!?

ローソンといえば、なんといっても「からあげクン」(1986年発売)を思い出す人が多いでしょう。この人気商品と並び立つ“次世代チキン”として、2009年に誕生したのが「Lチキ」です。「からあげクン」で培った鶏肉メニューへの強みは、フライドチキンにも生かされているんでしょうか?
まずは、オーソドックスなプレーン味をいただきます。うん……? 衣はサクッとしていて、お肉にプリッと張りがあって、味はしっかりついているものの、クドさがまったくない! これまでに食べ比べた中で1番好きな味です。
【総合評価:★5(満点)】
肉質:★★★★★
旨さ:★★★★★
量 :★★★★☆
価格:★★★☆☆
ローソン「Lチキ レッド」

続いて、「Lチキ」のスパイシー系担当「Lチキ レッド」。香りはそこまで強くありませんが、口に入れた瞬間にピリリッと辛さが来ます。刺激的ではありますが、激辛ではなく、むしろあっさりめで食べやすい味です。
【総合評価:★4】
肉質:★★★★☆
旨さ:★★★★☆
量 :★★★☆☆
価格:★★★☆☆
ローソン「パリチキ」

最後のチキンは、「パリチキ」。セブンイレブンの「揚げ鶏」と似た方向性のシンプルなフライドチキンです。
食べてみると、その名の通り、パリッと感が半端ないです。衣の片栗粉の風味が強く、フライドチキンというより唐揚げっぽいです。お肉の旨みがしっかり閉じ込められており、衣を突破すると旨さがブワッと口中に広がります。かなりウマい!
【総合評価:★4】
肉質:★★★☆☆
旨さ:★★★★★
量 :★★★☆☆
価格:★★★☆☆
まとめ:最強フライドチキンはローソンの「Lチキ」

そんなわけで、セブン・ファミマ・ローソンのフライドチキン全12種を一気に食べ比べたわけですが、さすがにお腹いっぱいです。
ひと言でまとめるのは難しいところですが、あえて言えば、セブンイレブンは総合力、ファミリーマートは独自の味と食べ応え、ローソンは素材の味を活かしているという特徴を感じました。
その中での最強フライドチキンは、やはりローソンの「Lチキ」。オーソドックスな味わいながら、お肉自体の旨さがしっかり残っていて、全体的な旨さが頭一つ抜けていました。みなさんもぜひ、お気に入りのフライドチキンを探してみてください。