罪悪感なく激ウマ!? かつやの新作「タレカツとうま煮の合い盛り定食」を食べてきた!

罪悪感なく激ウマ!? かつやの新作「タレカツとうま煮の合い盛り定食」を食べてきた!
食楽web

●『かつや』の限定丼を調査。野菜も取れる罪悪感低めの「タレカツとうま煮の合い盛り丼」を食べてきた

 揚げ立てサクサクの上質なカツ系メニューが絶大な支持を獲得しているとんかつ・かつ丼専門店『かつや』では、4月5日より期間限定メニュー「タレカツとうま煮の合い盛り丼/定食」を提供しています。

メニュー(食楽web)
メニュー(食楽web)

 今回の合い盛りカップリングは、特製タレを纏わせた大ぶりのささみカツ2個と、筍やキクラゲ、白菜など計8種類の具材が入った五目うま煮。ささみカツはともかくとして、五目うま煮というのは恐らくは『かつや』史上でも初。揚げ物と汁寄りのタレものを同衾させた一杯は、果たしてどんな味わいを生み出しているのか…。さっそく最寄りの『かつや』にて、気になるテイストを全力で確認してみたいと思います!

今回は「定食」869円をオーダー。とん汁(小)がまた美味いんですよねえ(※価格は全て税込)
今回は「定食」869円をオーダー。とん汁(小)がまた美味いんですよねえ(※価格は全て税込)

 オーダーからわずか2分ほどでメニューが到着。今回は、カツとうま煮それぞれの食べやすさと、白飯の“うま煮ご飯”化を回避するため、敢えて「定食」の方をオーダーしてみました。ささみカツから行くか、それともうま煮から行くべきか…数秒の逡巡の後、ファーストタッチはささみかつをチョイス。箸でリフトすると、ずっしりとした重量感。長さは10cmを優に超えています。

ずっしりとしたサイズ感のささみかつ
ずっしりとしたサイズ感のささみかつ

 迷うことなく端からガブっと齧ると、衣からはサクサクの香ばしさとタレがかかった部分のしっとり感、本丸のささみ肉からは柔らかさと弾力感、さらに肉の旨みがじゅんっと拡がる美味しさのコンボが口の中で展開し、安定の美味さです。

中華料理店のような本格派の味が楽しめる餡
中華料理店のような本格派の味が楽しめる餡

 続いてはもうひとつの主役、五目うま煮をチェック。具材は筍、キクラゲ、小松菜、にんじん、白菜、玉ねぎ、うずらの卵、豚バラ肉の8種類で、とろみのある醤油系の中華餡はオイスターソースを効かせた本格派とのことですが、さてどんな味わいなのか、キクラゲと筍、豚バラを箸で取って一口。優しい味だあ〜。餡は醤油の尖った塩味を抑え、丸みがあって旨みがしっかり溶け込んでいます。各具材の味と食感もしっかり残っていて、中華料理屋で出される五目うま煮と何ら遜色のない美味しさです。

 よーし、ならばオンザライスだ! ということで、白飯の上に豚バラとたけのこ、小松菜を乗せてひと口に。美味い…。この味わいなら“うま煮ご飯”化させても全く問題がなかったというか、むしろご飯に盛る手間が省けてよかったまでありますね。

 中華餡は、大きいささみカツの端っこにかかっていますが、餡の味が加わることでその部分は美味しさがさらにアップ。たっぷり添えられていた千切りキャベツも、餡とカツのタレをドレッシング代わりにしてシャクシャクとスムーズに消化。食べ応え抜群のボリューミーな仕様ながらも、あっさりと完食に至りました。ごちそうさま!

まとめ

 とにかく五目うま煮がめちゃくちゃに美味い! ささみカツも出汁の効いた濃すぎず薄すぎずのタレがよく合っていて、とん汁は濃い目の味わいがまた美味い。正直な話、定食の茶碗一杯のご飯では全然物足りませんでした。それこそ、うま煮だけで1杯、ささみカツ1本につき1杯で計2杯、とん汁で1杯と、4杯分のご飯が余裕でイケちゃうんじゃないかと思ったほどでした。

 お店で定食や丼(759円)を食してヨシ。テイクアウトメニューの「タレカツとうま煮の合い盛り丼弁当」(745円)で楽しんでもまたヨシ。かつやフリークならずとも、食べておいて間違いなしと断言できる「タレカツとうま煮の合い盛り」、ぜひお試しくださいませ!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

タレカツとうま煮の合い盛り丼/定食

期間:2023年4月5日(水)~ ※期間限定・なくなり次第終了
販売:一部店舗を除く国内の『かつや』
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/