まずは色んな部位が楽しめる「ホルモン全部盛り」を堪能しよう!

席に座ってまず、飲み物をオーダー。何とアルコールは自販機のジュースより安い99円からあります。これは何杯でも飲める! まずはイチオシっぽいレモンサワーを注文。
お通しとレモンサワーで一息ついたところでお肉へ。リーズナブルなホルモンが名物のこちらのお店。「大トロ」も気になりますが、まずは人気の「ホルモン全部盛り」というお得なメニューとライスをチョイス。逆に高価なメニューも頼んでみたくなり、「特カルビ」も合わせて注文しました。
いろんなお肉が特盛のホルモンと、サシのバッチリの特カルビ。見てるだけでもう、おいしそう。

ホルモンを網に乗せて焼いていきます。部位がそれぞれ異なるので、焼けた順にタレをつけてごはんにのせて、いただきます。
ズシっと歯ごたえのあるもの、プルンと歯ごたえのあるもの、ジュワッと脂の染み出すもの……食べる度に部位がコロコロと変わるので、おいしいことに加え、食感の変化も楽しめました。

次に「特カルビ」をいただきます。トロンとして脂身の甘さを感じる上質なお肉で、このお店では上位の価格帯である732円というお値段ですが、お肉の質を考えるとかなりリーズナブル。一緒に頼んだライスと共にあっという間に完食しました。
いよいよ「大トロ」をはじめとする人気の「ホルモン」を実食!

第2ラウンド、行ってみましょう。さっきはホルモン全部盛りでしたが、次は人気の「ホルモン」を単品で頼んでみましょう。
何と言っても気になるのは132円の「大トロ」の正体。ほかにはホルモンの定番である「ミノ」、多分タンの周辺である「タンシタ」、大トロと並んで寿司ネタっぽい「ハツのエンガワ」。こちらも最安値の132円となっています。
「大トロ」とは、正式には“キクアブラ”とよばれる豚の小腸の周りについている脂のこと。焼くほどにトロンとしてきて、ムニュ、トロッとした食感。スモーキーな風味と旨みがあふれてきて、これが132円というのは信じられない思いです。
「ハツのエンガワ」はホルモン的であり精肉っぽくもある部位で、わりとサッパリとした味わい。サクサクした食感ながら、時々コリっとした変化が楽しめる部位となっています。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/03/20230328-yamabikochikusan08.jpg)
「ミノ」はムギューッ、サクッとした食感で、ホルモンが苦手な人でも食べられる部位ですね。「タンシタ」はタンともハツとも違うけど、何となく似ているサク、ゴリっと食感。サッパリした味わいで、レバーのような風味もちょっとあり、色んなホルモンが混じったような印象でした。これ、ホルモン好きにはかなりオススメの部位!
調査結果

部位ごとの味と食感の変化を存分に楽しみつつ、お肉2回とごはん2杯、お酒を3杯飲みましたが、合計で3685円とかなりリーズナブル。
今回は途中でホルモンの盛り合わせから単品に切り替えて食べましたが、最初から最後まで盛り合わせにして、カオス感を楽しむのもありだと思います。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
焼肉ホルモン やまびこ畜産
住:大阪府大阪市都島区東野田町4-2-18 京橋マンション 1F
TEL:06-6940-4340
営:月~金17:00~翌4:00、土・日・祝16:00~翌4:00
休:なし
https://yamabikochikusan.owst.jp
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。