あのエースコック「わかめラーメン」の亜種「海鮮チゲ鍋風」「ごま豆乳鍋風」「鶏白湯鍋風」を全部食べ比べてみた

あのエースコック「わかめラーメン」の亜種「海鮮チゲ鍋風」「ごま豆乳鍋風」「鶏白湯鍋風」を全部食べ比べてみた
食楽web

●調査内容:『エースコック』の人気カップ麺シリーズ「わかめ」の新味3つを調査。編集部的おすすめを食べ比べて選んでみた

「スーパーカップ1.5倍」や「飲み干す一杯」などでお馴染みのカップ麺メーカー『エースコック』より、人気商品「わかめラーメン」の新フレーバー3品が2月6日に登場。同ラーメンをこよなく愛するファンを中心に、早くも大反響を呼んでいます。

 昨年12月に発売されて好評を博している「三重伊勢えびだし」「秋田比内地鶏だし」「北海道鮭だし」に続く今回の新フレーバーは「鶏白湯鍋風」、「ごま豆乳鍋風」、「海鮮チゲ鍋風」の3種類。寒さ真っただ中の今だからこそ、より美味しさを感じられるであろう“鍋風テイスト”の味わいは果たして!? そして主役級の存在である“わかめ”との相性は!? ということで、今回は3品全ての実食を敢行。気になるそのふたつのポイントを、しっかりと確認&レポートしてみたいと思います!

「わかめ 鶏白湯鍋風」

希望小売価格:214円(税別)
希望小売価格:214円(税別)

 1食目は「わかめラーメン 鶏白湯鍋風」。具材はわかめと刻みネギ、かき卵の3種類です。ちなみに茶色い粒は、お湯に溶け切れなかった粉末スープの固まり。改めてしっかりかき混ぜ、いざ実食開始です。

具材はわかめとネギ、かき卵。茶色いのは溶け切っていないスープ(の粉)
具材はわかめとネギ、かき卵。茶色いのは溶け切っていないスープ(の粉)

 鶏白湯スープはあっさりとした塩系の味わいで、鶏だしのコクとまろやかさ、若干のとろみもあります。軽くウェーブがかかった麺にほどよく絡み、なかなかの美味しさです。わかめとスープの組み合わせは、お互いの味わいを引き立て合うイメージ。「スープでわかめを食べる」という表現がピッタリのような気がしました。

「わかめ ごま豆乳鍋風」

希望小売価格:214円(税別)
希望小売価格:214円(税別)

 続いて2品目「わかめラーメン ごま豆乳鍋風」を実食。スープはこちらも塩系の味わいで、鶏白湯よりも塩味が控え目。単独で飲むよりも麺と一緒にすすったときの方が、後からじわじわ追いかけてくる豆乳の味わいが際立ちます。

豆乳感は控えめだが、全体のバランスは良い
豆乳感は控えめだが、全体のバランスは良い

 ただ、わかめの存在感が圧倒的過ぎて、スープの優しいテイストがちょっと押され気味かな? 具材の大豆そぼろとにんじんは、かなり小さめのサイズですが、どちらも噛み締めるごとにそれぞれの味と食感が感じられ、スープとの相性でいうならばこちらの方が上のような気がしました。

「わかめ 海鮮チゲ鍋風」

希望小売価格:214円(税別)
希望小売価格:214円(税別)

 最後は「わかめラーメン 海鮮チゲ鍋風」です。他のふたつが先入れの粉末スープだったのに対し、こちらは後入れの液体スープ。赤味の色は豆板醤から来ているようです。

醤油の中に味噌っぽさもある海鮮チゲスープは後味の辛味が強め!
醤油の中に味噌っぽさもある海鮮チゲスープは後味の辛味が強め!

 麺と一緒にスープもひと啜り。醤油の味わいなのかと感じた直後に、ピリリとした強めの辛さが口いっぱいに広がります。海鮮というほどテイストに魚介感はありませんが、パンチのあるスープの味わいと具材のわかめ&極細斬りのかに風かまぼこは、やはり同じ“海”系だけあって好相性を感じさせてくれます。

調査結果

スープが美味しかった「鶏白湯風」
スープが美味しかった「鶏白湯風」

 新フレーバー3品を無事完食したところで、結果報告。最も“美味しさ”が感じられたスープは…「鶏白湯風」。塩系のあっさりテイストなのに、鶏だしのコクとまろやかさがちゃんとあり、麺との相性も抜群です。「わかめラーメン」以外のシリーズでも、余裕でメインを張れる味わいのように感じました。

存在感の強いわかめに負けないパンチがある「海鮮チゲ風」(食楽web)
存在感の強いわかめに負けないパンチがある「海鮮チゲ風」(食楽web)

 そしてもうひとつ、わかめとの組み合わせですが、こちらは「海鮮チゲ風」に軍配。醤油ベースの中に豆板醤を効かせたパンチのあるスープのテイストは、存在感の強いわかめの風味&食感とピッタリ。こうなるとやっぱりわかめには、塩系スープよりも醤油・味噌系の方が合うということなんでしょう。

 今年が発売開始から40周年となる『エースコック』の「わかめラーメン」。定番オブ定番の「ごま・しょうゆ」「ごま・みそ」で安心納得の美味しさを楽しみつつ、随時登場する新たなフレーバーにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。なお、今回の新フレーバー3品と合わせ、過去2回も発売され大きな話題を集めた「わかめラー 麺なし ごま・しょうゆ」(214円/税別)が、2月6日よりレギュラー商品として再々登場を果たします。

 麺のカロリーが気になっていたロカボ派の方はもちろん、「わかめラーメン」のわかめの量に物足りなさを感じていた方も、“たっぷりのわかめ”に大満足できること間違いなし! こちらもぜひチェックしてみてください。

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

エースコック「わかめラーメン」鶏白湯鍋風/ごま豆乳鍋風/海鮮チゲ鍋風

販売:全国
https://www.acecook.co.jp/