『餃子の王将』と『大阪王将』の「天津飯」はどっちがウマい? 何がどう違うのか食べ比べて旨さの秘密に迫る!

『餃子の王将』と『大阪王将』の「天津飯」はどっちがウマい? 何がどう違うのか食べ比べて旨さの秘密に迫る!
『餃子の王将』と『大阪王将』の人気メニュー「天津飯」はどう違う? | 食楽web

『餃子の王将』と『大阪王将』といえば、ルーツを等しくする餃子が名物の町中華チェーン。筆者はどちらの店にも食べに行きますが、頼むのはたいてい「餃子定食」か「チャーハン&餃子」、「ラーメン&餃子」。しかしある日、とある投票型サイトで公開されていた両店の人気メニューランキングを見ていたら、『餃子の王将』も『大阪王将』も1位は餃子で、次いで2位は「天津飯」だったのです。

 ちょっと意外じゃないですか? 1位が餃子なのはわかります。しかし町中華の定番である炒飯やラーメンを差し置いて「天津飯」が2位とは! 筆者はかなり昔に『餃子の王将』の天津飯を食べて美味しかった印象はあるんですが、具体的な味を思い出せません。そして『大阪王将』の天津飯は未体験。そこで今回は『餃子の王将』と『大阪王将』の「天津飯」を改めて食べ比べて、その味や美味しさの方向性を検証しようと思います。

 なお、ご飯の上に餡かけカニ玉をのせた「天津飯」のルーツは中国の天津ではなく、日本。カニ玉は広東料理の「芙蓉蟹(フーヨーハイ)」がヒントになっているようですが、これを「天津飯」に仕立て上げたのは、実は大阪の中華料理屋さんが最初だと言われています(諸説あり)。ともあれ『餃子の王将』も『大阪王将』も共に関西発祥の店なので、「天津飯」にも相当なこだわりがありそうです。というわけで、まずは『餃子の王将』に行って、天津飯を食べてみたいと思います。