思っていた以上にボリュームがある! 2種の羽根餃子×エビチリ×チャーハンのランチセット

目の前にやってきたのは、熱々、四角い鉄板鍋の羽根餃子に、こっちも熱々、鉄鍋のエビチリ&チャーハン! スープにサラダにデザートの杏仁豆腐もある、充実のランチセットです。
思っていたよりボリュームのあるランチ。おそらくですが、トータル700~800gあるのでは? 1kgまではいかないけれど、完食したらドスッと満腹になれそう。思わずにやけてしまいます。

早速一口! チャーハンは卵とネギのシンプルなチャーハン、そして海老がプリップリのエビチリはマイルドな味わい。刺激が苦手な人でも大丈夫だと思われます。チャーハンの黄色、エビチリの赤、青菜の緑、と色合いも美しい。
そして餃子はプレーン餃子3つに、皮が緑のエビニラ餃子が3つの計6個。パリッパリの羽根はカリッと、餃子はモチっとしていて、チャーハンともエビチリとも合う! 冷めないうちにガンガン食べ進めたくなる絶妙のバランスです。

「チャーハンは、エビチリを引き立たせるために、あえてシンプルにしているんですよ」。と話すのは店長の小橋大輔さん。エビチリの味も、マイルドにして誰でも食べやすいようにしているとのこと。
そもそも、なんでエビチリをチャーハンにかけたんですか?「きっかけですか? 人気メニューをくっつけたら2度3度うまいかと。南部鉄器の器なので、最後まで熱々。香ばしさも楽しめるんですよ」。この鉄鍋、南部鉄器だったんですね。まさか蓄熱にもこだわりがあるとは!

鉄鍋でずっと熱々がキープされるのもいい効果なのか、チャーハン自体は本当にパラッパラ。だからエビチリのとろみが程よく一体化します。エビチリと一緒に味わうことで甘じょっぱい味わいに。ゴハンのパラパラの後、エビのプリプリがくる感じは、あんかけチャーハンやカレーチャーハンにはない、エビならではの良さ。エビの主役感が半端ない!
ちなみにこの「海老たっぷりのチリソースあんかけ炒飯」はディナータイムの場合単品1480円でオーダー可能。ディナーメニューでは他に、「海老キノコXO醤炒飯」(1580円)や「角切りサーロイン醤油黒炒飯」(1680円)、「BLT炒飯」(1120円)などがあります。
翡翠色の皮が鮮やか! 店の看板メニュー「羽根餃子」は羽根パリッ&モチ

ちなみにセットの餃子は2種×3個。白い皮は鹿児島産黒豚とキャベツの羽根餃子。エビとニラの餃子は鮮やかな緑色の皮。皮にクロレラとほうれん草を練りこんでいます。「黒豚とキャベツの羽根餃子は肉自体の旨さがしっかり感じられるし、エビとニラの餃子は見た目も良く、人気が高いんですよ」と店長。ニンニクは一切使っていないので、ランチタイムに食べても大丈夫!
他にも、和牛とタマネギのピリ辛餃子や大山鶏とカボチャの餃子、フカヒレやアワビ、カニの餃子など種類はもちろん、焼き、蒸し、揚げ餃子などバラエティ豊富。いろんな餃子を楽しむのもオススメです。
パラッパラで軽やかなチャーハンに甘さと酸味が効いたプリプリのエビチリの組み合わせ、そして2種類の大きな羽根付きの餃子。ボリューム的にも大満足のランチでした。おそらく、餃子とチャーハンとエビチリを単品ずつで頼むよりお得なランチセットなので、2~3人で食べに行って他のランチセットとシェアして味わうのもオススメですよ。
(取材・文◎いしざわりかこ)