一番人気の「メキシカンプーティン」ってどんな料理?

同店オリジナルの料理「メキシカンプーティン」は、フライドポテトにとろけるチーズとグレイビーソースをかけた「プーティン」というカナダの定番フードに、“チリコンカン”とライムを添えた一品です。

早速いただいてみると、カリカリ、ホクホクッとした太めのフライドポテトにとろけたチーズのマイルドな味わい、そしてチリコンカンのスパイシーでパンチの効いた味わいがマッチ。総カロリーに背徳感を感じながらも、手が止まりません!

ポテト、チーズ、チリコンカンの割合を微妙に変えながら、自分好みの黄金比を探しているうちに、あっという間に食べつくしてしまいました。このボリューム感と味わい、奥渋界隈のオシャレ外国人に人気なのが分かります。
南米を旅した気分になれる爽やかなカクテル「タンゴミュール」

「メキシカンプーティン」に合わせて、世界チャンピオン・鈴木敦氏が作ってくれたカクテルは、南米アルゼンチンなどが原産のマテ茶を使った「タンゴミュール」。
ジンをベースに煎りマテ茶、レモングラス、生姜などをブレンドした爽やかな一杯です。マテ茶は「飲むサラダ」と言われるほどビタミンが豊富なので、ハイカロリーな「メキシカンプーティン」との無限ループも罪悪感ゼロ!
この一杯は鈴木氏が南米を旅した際、インスピレーションで考案したカクテルだそう。「コロナ禍で海外に行けないお客様の為に海外旅行をした気分になれるように」と、他のカクテルも世界を感じられるメニューに一新したそうです。

メニューブックを見ていると、どれも食べてみたい、飲んでみたいと思えるようなワクワクするメニューが並ぶ『The Bellwood』。ぜひ、世界を感じられる料理とカクテルを味わって、昨今の鬱々とした気分を晴らしてください。
(取材・文◎Tomoko)
●著者プロフィール
Tomoko
ソムリエ/フードコーディネーター
大手酒類メーカーに20年以上勤務。外食大好き、お酒も大好き。“勉強”と称し、訪れたお店の数は2500軒以上にわたる。「酒感(さけかん)」(お酒を飲む雰囲気が滲み出ている)のある店を好み、ファサード(店構え)を見れば良店かどうか見分けられる驚異の嗅覚を持つ。「酒感(さけかん)」の真骨頂は「BAR」ということで、都内「BAR」もかなりの数を巡っている。