コスパ最強! 豪華すぎる「しゃぶしゃぶ定食」の味わいは?

いざ入店して席に着くと、一人一つの鍋が目の前に鎮座。これがお一人様グルメの関東の元祖なのかと思うと、ちょっと感動を覚えます。
しゃぶしゃぶ定食は、「(A定食)国産牛リブロース(70g)+豚ロース(70g)」(2800円)から「(E定食)黒毛和牛リブロース(150g)」(5200円)までの5つ。スタッフにオススメを聞いたところ、A定食が一番人気とのことだったので、そちらをオーダーします。

待つこと数分。登場したのは、皿一面に盛られた肉、肉、肉。想像を超えるボリューム感です。さらに豆腐、えのき、白菜、ワカメ、春雨の野菜と別の器で小口ネギ。そしてゴマだれ、ポン酢だれ、ラー油が入った、たれセットが提供されました。

ポン酢とゴマだれをそれぞれお皿に入れたところで、スタッフの方から「ゴマだれにラー油を10円玉ほどの大きさで回しかけ、そこに小口ネギをたくさん入れると美味しいですよ」とアドバイスが。それに習いカスタムして準備万端です。

まずは王道の牛肉を鍋でしゃぶしゃぶと3~4回ほど出汁にくぐらせ、ほどよく火が通ったところで特製ゴマだれをつけていただきます。ラー油の辛味が口内に充満したところで、ゴマだれのほのかな甘さ、最後に牛の旨みが追撃してきます。まさに三段階の美味しい攻撃にノックアウト寸前です。
これまでイメージしていたゴマだれよりも甘くなく、むしろちょっと辛さを感じる甘辛なゴマだれが牛の旨みと重なり、どこか上品な味わいです。

引き続き、牛肉を喰らいつつ、バランスを考え野菜も味わい、豚肉もしゃぶしゃぶ。こちらはプリッとした噛み応えで、牛肉とはまたベクトルの異なる肉の旨みが口いっぱいに広がります。口内の味が濃くなったタイミングで野菜を食べてリセット。
牛肉、豚肉、野菜の味のトライアングル食べが美味しすぎて、筆者の箸のスピードもどんどん加速。止まりません。

箸を一切止めることなく無心で食べ進み、気づけば皿は全て空に。ちなみに、ディナーの場合、選択制のお通し、ご飯、デザートが付いてきます。肉自体は140gですが、野菜は100g以上、そのほかお通し、お粥(おかわり自由)、デザートもあるので、トータルだと余裕で700g超え。腹ペコ男子でも余裕で大満足です。
最初から最後まで驚きの連続だった『しゃぶせん』のしゃぶしゃぶ定食。一品ひと品のクオリティの高さに心も胃袋も大満足です。コロナクライシスで外食を控えている人も、『しゃぶせん』なら、気兼ねせずに一人で料理に向き合う“孤独のグルメ”的楽しさを実感できるはず。ぜひお試しあれ。
●SHOP INFO
店名:しゃぶせん 銀座コア地下2階店
住:東京都中央区銀座5-8-20 銀座コア B2F
TEL:03-3572-3806
営:11:00~22:00(21:00L.O.)、ランチ11:00~16:00(土・日・祝~15:00)
休:年末年始、休館日
https://www.zakuro.co.jp/syabusen/index.html
※価格は全て税抜