
最近、新型コロナの影響で大人数の食事が制限されるなか、一人で食べる一人焼肉、一人しゃぶしゃぶ、一人寿司などの“お一人様グルメ”に特化したレストランが人気のようです。
お一人様のお店の多くは、カウンター席のみで、一人に一つ鍋や鉄板が用意されているので、“withコロナ”のこのご時世にぴったりな食事スタイルということもあり、熱い注目を集めているわけです。
ちなみに、こうしたお一人様スタイルのお店を最初に始めたのはどこなのか、みなさんはご存知でしょうか? 筆者も知らなかったのですが、先日、食通の知人から「おそらく関東での初めては、銀座の『しゃぶせん』じゃないかな」との驚きのタレコミがありました。

さっそく調べてみると、『しゃぶせん』は、しゃぶしゃぶやすき焼きで有名な『ざくろ』が経営母体の店で、49年前から銀座にお店を構え、リーズナブルで豪華な一人しゃぶしゃぶが楽しめる老舗とのこと。嬉しいのはその値段。『ざくろ』のコースが1万円前後するのに対し、この店は、ディナー2700円~、ランチ1500円~と非常にリーズナブルに楽しめるんです。
これは「元祖お一人様グルメ」の実力を確かめねば! というわけで、さっそく某日夜、潜入してきました。