さまざまな風味が楽しめる「クラフトハードサイダー」

筆者が試飲したのは、ブラウアターフェルで提供されるクラフトハードサイダーのなかでも「シアトルサイダー ドライ」「セミ スイート」「バジル ミント」「パイナップル アガヴェ」「タンジェリン ターメリック」「ベリー ローズ」の6種類です。
「ドライ」と「セミ スイート」はスッキリとした飲み口で、いずれも甘さは控えめ。いろいろな料理に合わせやすいフレーバーです。「ドライ」のほうが「セミ スイート」よりもキレを感じやすく、どちらも食前・食中を問わず飲みやすいハードサイダーです。
「バジル ミント」は、バジルの爽やかな香りや自然な苦みを楽しめます。その名の通りバジルとミントの風味が特徴です。こちらは海鮮料理と相性がよいそうで、素材本来の味わいを引き立ててくれます。

また、「パイナップル アガヴェ」はパイナップルの風味でトロピカルな味わいです。後味も爽やかで、女性に人気のフレーバーとのこと。「ベリー ローズ」は、ブラックベリーとブルーベリー、ラズベリーの3種類のベリーを使用しているそうで、こちらもスッキリとした飲み口で、甘さも控えめです。
複雑そうな印象の「タンジェリン ターメリック」は、タンジェリンオレンジの皮とターメリックの根を使った珍しいハードサイダー。華やかなオレンジの香りとターメリックのスパイシーな風味が効いています。こちらは肉料理との相性がよく、さっぱりとした後味にしてくれます。

前述したとおり、アルコール度数は大体6~9度台と低めで、ビールのような苦みもありません。これからの夏の季節に、ビール代わりにクラフトハードサイダーで乾杯! というのも全然アリな選択だと思います。
ジューシーさが段違い! こだわりの窯焼き料理

『ブラウアターフェル』には、日本に数台しかないという、高温・短時間で焼き上げられる万能調理窯が導入されているので、店で供されるお肉や野菜料理が最高なんです。例えば肉でいえば、表面はカリッと香ばしく、中はジューシーで柔らかく仕上がっており、噛めば噛むほど旨みが溢れます。また、野菜は水分がぎゅっと閉じ込められていて、野菜本来の甘さが十二分に感じられました。

ちなみに、広々とした店内は海外の醸造所をイメージしたというレンガ造りの素敵な空間です。また、東京湾を臨めるテラス席では、テイクアウトメニューやBBQメニューを堪能でき、本格的な料理やお酒を、景色と一緒に楽しめます。

こだわりの料理とお酒が揃う『ブラウアターフェル』。「クラフトハードサイダー」はもちろん、クラフトビールも揃っているので、ぜひ一度足を運んで窯焼き料理をアテにお酒を楽しんでみてください。
(取材・文◎嘉陽 桃)
●SHOP INFO

店名:BRAUERTAFEL(ブラウアターフェル)
住:東京都港区海岸 1-10 番 30 号 アトレ竹芝 タワー棟1 F
営:ランチタイム 11:00~15:00(14:30L.O)/カフェタイム 15:00~17:00(16:30L.O)/ディナータイム17:00~23:00(22:30L.O)
休:年中無休(施設に準じる。)