グランプリ最高金賞4回『ジョニーのからあげ』の芳醇&濃厚な至極の「ムネ肉からあげ」を食べてきた

グランプリ最高金賞4回『ジョニーのからあげ』の芳醇・濃厚な至極の「ムネ肉からあげ」を食べてきた
骨なしからあげ盛り合わせ。左3個がムネ肉、右3個がモモ肉 | 食楽web

『ジョニーのからあげ』といえば、関西を中心に店舗を展開する、カラアゲニストなら誰もが知る名店。9回実施されている〈からあげグランプリ〉で最高金賞を4回、金賞を4回受賞している実力店でもあります。今回はその池袋店へ。モモ肉とムネ肉のからあげを味わえる「骨なしからあげ盛り合わせ・小」(650円)と「モモ一本揚げ」(780円)をオーダーしました。

池袋駅西口から徒歩5分ほど、東京芸術劇場のそばにあります
池袋駅西口から徒歩5分ほど、東京芸術劇場のそばにあります

 こちらでは10種類以上のスパイスをブレンドしたしょうゆベースの秘伝のタレに4日間も漬け込んでいるため、味がしっかりとついており、香りも抜群にいい! 運ばれて来ただけで芳醇なしょうゆの香りにノックアウトされそうです。この香り、空腹時に嗅いでしまうとかなりヤバい(笑)。とめどなく食欲がわいてきます。

 盛り合わせはまずムネ肉からいただきましたが、歯を立てただけでうま味がグッと押し出されてくるようです。パサパサ感はゼロ。むしろしっとりやさしく軽やかな食感です。味が十分しみ込んでおり、あっさりながらも満足感のある美味しさ。これまでいろんなお店でムネ肉からあげを食べてきましたが、こちらのものが一番!

 鶏肉は、やわらかい肉質が特徴の鹿児島産ハーブ鶏を生肉で使用しています。モモ肉はプルプル食感で、うま味・肉汁ともに文句なし!カリカリ系の衣とのバランスもよく、うま味×肉汁×カリカリ衣がやわらかい肉と一緒になって、口の中がカーニバル状態。もう何個でも食べたくなるほどです。

モモ一本揚げ。あまりの美味しさに“むしゃぶりついて”しまいます
モモ一本揚げ。あまりの美味しさに“むしゃぶりついて”しまいます

 そして、別に頼んでおいたモモ一本揚げは、これまたカリカリ衣にやわらかい肉が特徴。肉はプリンとした食感で、肉汁と一緒に舌の上をすべるよう。肉のうま味としょうゆの風味が、飲み込む寸前にのどのあたりにフワッと広がります。いずれも濃いめの味付けですが、辛いわけではありません。上品な濃さ、という印象です。

 ちなみに『ジョニーのからあげ』は、昼はお弁当も販売しています。濃い味付けのからあげは冷めても美味しいので、ぜひ味わってみてください。

●SHOP INFO

店名:ジョニーのからあげ 池袋店

住:東京都豊島区西池袋3-25-8
TEL:03-3590-4420
営:11:30~15:00(L.O14:30)
  17:00~24:00(L.O23:30)
  ※売り切れ次第終了
休:不定休

●著者プロフィール

松本壮平

ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。