
パリ仕込みの一流シェフが作る絶品牛かつ
新橋駅から徒歩1分、昭和の風情を残すニュー新橋ビルの地下で、ランチ時間に長蛇の列ができる超人気牛かつ店が『牛かつ おか田』です。平日の11時から14時までの3時間のみという短い営業時間も、その人気に拍車をかけているようです。
店内はカウンターとテーブル席のおよそ14席と小さな店で、多い時は階段までの長い行列ができます。揚げ時間は30秒と短くすぐに提供されるので、列の長さからは想像よりも短い時間で入店できます。新橋の人々を魅了する絶品カツをご紹介しましょう!

この店のいちばん人気は「牛ロースランチかつ」。一見するとミラノ風カツレツなどの洋食のカツレツのような面持ちです。それもそのはず、店主はパリで修業を積んだ元フレンチのシェフ。フレンチの技も光る一品なのです。注文からはわずか数分でテーブルへ。210度の高温で揚げるため、時間はわずか30秒。待ち時間は長くても、店に入るとすぐに食べられるのがうれしいですね。

牛かつの断面を見てみると、鮮やかなレア。色鮮やかで美しい色合いに見とれると同時に、あまりのレア加減に衝撃を受けます。大丈夫なのかな、と少し不安を抱えながらひと口。瞬間、今まで味わったことのない美味しさに一瞬目を閉じてしまいました。やわらかな極上のレアステーキに、サクサクの衣をまとったようなイメージです。油っぽさは一切なく、軽いんです。
ソースは、わさび醤油と、オリジナルの胡麻味噌風味の2種類を同時に楽しめます。わさび醤油でいただくと、牛刺しや牛のたたきを食べているような感覚。一方のオリジナルソースは胡麻味噌ソースで、もちろんカツとの相性は抜群です。