デカ盛りチャレンジャー注目の「がぶ丼」肉1ポンドを食べてきた!

パッと花が開いたかのように美しい「がぶ丼」肉1ポンド
パッと花が開いたかのように美しい「がぶ丼」肉1ポンド | 食楽web

 カツ丼、牛丼、天丼、親子丼…。いつの時代も、日本人は丼メシが大好きですよね。ごはんの上にのせる料理の種類も広がりを見せる一方で、その量も増え、デカ盛り丼も人気。さまざまなデカ盛り丼が続々と出現する中、今回お邪魔した東京・武蔵小山の『がぶ』に、デカ盛りチャレンジャーたちが注目する一品があります。

 ごはんの上に薄くスライスしたローストビーフをのせた、名物「がぶ丼」(1,400円)がそれ。肉の量が180g。しかしこれは普通盛りレベル。この上に270gの「肉1.5」(1,990円)、さらに453gの「肉1ポンド」(3,340円)があります。せっかくなので、私は肉1ポンドをいただくことにしました。

 このデカ盛り丼、もともとは普通盛りだったのが「肉の量を増やしてほしい」とのお客さんの要望に応えていく中で生まれたのだそう。最近はSNS映えを狙って、珍しいデカ盛りメニューを開発するお店が増えていますが、『がぶ』さんのようにサービスのつもりで始めたら、いつの間にか看板メニューになってしまっていた、というケースも多いのです。

 さて、さっそく実食。薔薇か牡丹が花開いたかのような美しい見栄えの肉1ポンド。直径約26cm。自家製のローストビーフがきれいに並べられ、センターにはブラックペッパーがふりかけられています。1切れ箸でつまみ上げるとき、花びらを引き抜くような気分になってしまい、なんだか罪悪感に似た気持ちも湧き上がってきます。ローストビーフはしっとりやわらか。ブラックペッパーがかかったところは軽くピリッとくるものの、肉の味を引き立てる良いアクセントになっています。

肉の下には千切りキャベツと甘いタレがたっぷりかかったごはんが
肉の下には千切りキャベツと甘いタレがたっぷりかかったごはんが

 肉の下のごはんには、しょうゆベースの甘いタレがたっぷりとかかっていて、これがまた食欲をそそること…。ごはんを肉で巻いて食べるとさらに美味しくいただけます。肉、ごはん、肉、ごはんと食べていくと、肉があまりに多すぎるせいか、ごはんが足りなくなってしまいました。ちなみにこの肉1ポンド、かの大食いタレント・ギャル曽根さんは20杯食べたそうです。胃袋に自信のある方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください!

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

店名:がぶ

住:東京都目黒区目黒本町3-7-9
TEL:03-5722-1766
営:11:30~13:30、18:00~21:30
  日・祝18:00~21:00
休:土
東急目黒線「武蔵小山駅」から徒歩5分