【北海道の名店】函館に伝わる謎の揚げ物“ザリジ”を求めて老舗中華『鳳蘭』へ

鳳蘭の「ザリジ」をサッポロクラシックビールで味わう至福

「ザリジ」(ハーフサイズ)を、おなじみ「サッポロクラシック」とともに
「ザリジ」(ハーフサイズ)を、おなじみ「サッポロクラシック」とともに

 この独特のもっちりがクセになる食感お好みでからしやこしょう、醤油、お酢などを味付けを替えながらベストな食べ方を模索。「塩ラーメン」のスープにダイブさせ、衣をじゅわっとさせてからいただくのも良し。

酢、醤油、からしの組み合わせがベスト [食楽web]
酢、醤油、からしの組み合わせがベスト [食楽web]

 塩ラーメンは、とんこつ9割、鶏がら1割で炊いたスープ。野菜を使わないのが昔ながらの製法だそうで、塩のキレがありますが、さっぱりとした深みのある味。この透き通るようなスープが特徴です。

函館でしか味わえない至高の一杯
函館でしか味わえない至高の一杯

 このスープの中で泳ぐむっちりとした中太麺もほどよき柔さ。寒い中で食べるアツアツでさっぱりとした一杯、これぞ函館塩ラーメンです。

 あと中華料理繋がりで言うと、著者が学校給食で食べた、「クローヨ」(こちらもおそらく語源は中国語のクゥラオローと思われる)という酢豚のような料理があるのですが、これが無性に食べたくなる時があります。まだ函館市内で食べられるお店ってあるのでしょうか? もし知っている方がいれば教えてください~。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●SHOP INFO

鳳蘭

住:北海道函館市松風町5-13
営:11:00~20:00
休:火曜