【神田】朝ドラ『虎と翼』の聖地巡礼。歴史的建物でいただく甘味処・竹むらの名物「揚げまんじゅう」

【神田】朝ドラ『虎と翼』の聖地巡礼。歴史的建物でいただく甘味処・竹むらの名物「揚げまんじゅう」
食楽web

●昭和5年創業。作家池波正太郎も通ったことで知られる甘味の老舗の名物「揚げまんじゅう」と「あんみつ」の美味しさとは?

 東京の歴史を感じられる場所のひとつ。それは、昭和初期に建てられ、戦火を逃れた懐かしい木造建物が並ぶ神田須田町、淡路町の大通りから少し入ったところにある甘味処『竹むら』です。

 昭和5年創業。作家の池波正太郎も通ったことで知られる老舗の甘味処で、かつてこの近所で昼も夜もなく忙しく働いていた筆者は、ホッと一息つきたくて幾度となく現実逃避しに訪れた思い出のお店でもあります。

朝ドラ『虎と翼』の甘味処のモデル

 最近、話題を呼んだNHKの連続テレビ小説『虎と翼』で「竹もと」として寅子と同級生が歓談したり、和菓子に目がない松山ケンイチさん演じる桂場がお団子を食べるシーンなどで話題になりましたが、そのモデルとなったお店がこの『竹むら』と言われています。

 圧巻なのは、その歴史的建造物の佇まい。まさか東京の都心でこんな景色を見られるなんて、ちょっと驚きですよね。

 最近ではカメラを手にしたインバウンド客も多く、世界中の人たちがこの景色に何かノスタルジックな思いになるのかもしれません。こちらで名物の甘味を2つ、いただきました。