ウマすぎて悶絶必至!江古田のホルモン焼きの店『江古田ホルモン』に行列が絶えない理由【街自慢グルメ】

跳ねるような食感の新鮮なホルモンに悶絶!

 開店前に並んでいると、18時きっかりにお店の方が出てきて、予約している人の名前を呼びます。これが入店OKの合図。勝手にドカドカ店内に踏み込んではいけません。

 カウンター席に案内され、着席するとすぐに七輪が運ばれてきます。炭が赤々と熱を蓄え、準備が整いました。

『江古田ホルモン』のメニュー
『江古田ホルモン』のメニュー

 メニューを見ると、種類豊富なホルモン、それに牛タンやロースやカルビなどの焼肉類も。そしてホルモンの新鮮さを物語る、刺し身も多数ラインナップ。テンションが上がって何を注文すべきか迷います。

 でもここは落ち着いて、周囲のお客さんを見回しつつ、まずは多くの方が注文しているつまみ「もやし」(390円)と「煮込み」(540円)を注文。とりあえず生ビールをグビリとやりつつ、じっくり肉を選ぶことに。

もやし390円
もやし390円

 このもやしのナムル、390円という安さですが、もやし1袋分以上のてんこもりで、これが旨いのなんの。シャキシャキした食感は言うに及ばず、和えダレが超絶品なんです。もう、このもやしだけで胸を打たれました。

煮込み540円
煮込み540円

 そして「煮込み」もプルプルのホルモンがいっぱい入っていて、それでいてしつこさも臭みも一切なし。味付けも絶妙な塩梅で、これと白飯だけで何杯も食べられそうな美味しさ。当然、ビールも無限に進みます。

そして肉類は、熟考した結果、「刺盛り」(980円)と、「牛タン」(1790円)、「塩ホルモン」や「オッパイ」(650円)、「レバ」(850円)をオーダー。

「牛タン」1790円。もう間違いないビジュアルです
「牛タン」1790円。もう間違いないビジュアルです

 まず登場したのは「牛タン」です。見てください、発光するような赤とピンクの美しい肉色を! しかも1枚が大きくて盛りもいいのに、このお値段! まだ焼いてもいないし、味わってもいないのに、「美味しい」「ありがとう」と言ってしまいたくなるようなビジュアル。

 実際、食べてみて、期待を裏切らないどころか、期待のはるか上の上をいく天国の味わいでした。やわらかくて適度な歯ごたえのある心地よい食感。脂の甘み、赤みの旨味。できることなら、死ぬまで噛み続けていたい、そんな牛タンです。

牛タンを焼き、白髪ねぎを載せてパクリといけば、そこはもう天国
牛タンを焼き、白髪ねぎを載せてパクリといけば、そこはもう天国

 続いて登場したのは「ホルモンの刺盛り」。コブクロ、ガツ、センマイ、ハチノスの刺し身の盛り合わせ。キュウリとネギが和えてあり、これまたてんこ盛りです。これをタレや酢味噌でいただくのですが、複雑な食感、多彩な味わい。正直、筆者は何にもつけず、そのまま食べても十分に味わい深く、美味しいと思いました。

「ホルモンの刺盛り」(980円)
「ホルモンの刺盛り」(980円)

 続いて「塩ホルモン」。こちらも肉厚でプルンプルン。宝石店にジュエリーとして並べられていてもおかしくない輝きです。正直、こんな活きのいいホルモン、見たことないです。

「塩ホルモン」790円
「塩ホルモン」790円

 このあと、オッパイやレバなどもいただきましたが、どれもこれも想像を超える美味しさで、テンション上がりっぱなし! ついつい頼みすぎてお腹パンパンになりました。それでも(お酒も飲んで)1人あたり4000円ほど。これだけ美味しくて、盛りが良くてこの値段はめちゃくちゃリーズナブルです。

レバ850円。大きくて分厚くて、新鮮![食楽web]
レバ850円。大きくて分厚くて、新鮮![食楽web]

 これは確かに江古田の住民が自慢したくなるお店だ! と納得しかありませんでした。いや、住民どころか、このお店を知っている、食べたことがあるという人はみんな誰かに自慢したくなるかも。

こちらは「オッパイ」650円
こちらは「オッパイ」650円

 というわけで、『江古田ホルモン』に行ったことがない方は、ぜひ予約してみてください。また予約していなくても、並んでいれば2巡目で入れますし、遅い時間なら並ばずに入れることも! 筆者もまたトライしたいと思います。

●SHOP INFO
店名:江古田ホルモン

住:東京都練馬区旭丘1-73-13 2F
TEL: 050-5486-8263
営:18:00~24:00
休:月曜
アクセス:西武池袋線・江古田駅南口から徒歩1分

(撮影・文◎土原亜子)