●賑やかな吉祥寺でほっと一息つける憩いの洋食屋『らすぷーる』。昔ながらの洋食屋で提供される斬新な「名物オムライス」とは？
昔ながらの洋食屋のメニューといえば、何を思い浮かべますか？ カレーライス、ナポリタン、エビフライ、ハンバーグ、どれも魅力的ですが、忘れてはならないのがオムライス。
中のライスに使う具材や味付け、卵の焼き具合、ソースは自家製なのかケチャップなのか……。味はお店によってさまざまで、出てくるまで分からないあのワクワク感は、大人になっても変わりません。筆者はもっともお店の“色”が出る料理だと思っています。
先日吉祥寺で、久しぶりに「これは！」と驚いたオムライスと出会いました。
幼い頃から吉祥寺を訪れている友人にお勧めされたのが、吉祥寺の商業施設「コピス吉祥寺」の地下にひっそりと佇む洋食屋『らすぷーる』。進化の激しいこの街で変わらぬ味を守り続けている、約50年の歴史をもつお店です。
入ると、店内が広くて驚きました。平日の午後に訪れましたが、お客さんは昔からの常連なのか年齢層が高めで落ち着いた雰囲気。若い人はほとんどおらず、年配の方々が各々の時間をゆっくりと過ごしていて、とても居心地が良い空間です。
