【ベジつまみ】夏野菜のかんたん揚げ浸し|梅雨明け間近のジメジメ期は、温冷イケる2WAY野菜が大活躍、という話

働く妙齢男女が直面する「野菜を摂らなきゃ」プレッシャーも何のその。楽しくおいしく、野菜で飲めれば最高! と、酒に合う野菜のおつまみ、通称“ベジつまみ”を提案。外食好き&料理ベタの酒飲み女性ライターが、マクロビ料理家・丸さんの指南を受けつつお届けします。

【ベジつまみ】夏野菜のかんたん揚げ浸し|梅雨明け間近のジメジメ期は、温冷イケる2WAY野菜が大活躍、という話
食楽web

 今年の梅雨はそんなに雨は多くないようだけれども、梅雨明けを間近に迎えてジワジワと忍び寄る蒸し暑さ。地味に体力を消耗するこういう時期こそ、猛暑に備えてしっかり栄養を摂っておきたい。夏野菜もスーパーに並びだしたことだし、旬のいろいろな野菜をモリモリたくさん食べられる方法はないだろうか。

「揚げ浸しがいいですよ」と言う丸さん。揚げ油を使うのが面倒、という理由で「ええ~」と声をあげてはみたが「フライパンで軽く素揚げする程度なので」と言われると興味が湧く。実際、材料を切って、軽く揚げて、めんつゆと和えるだけ。想像以上に楽ちんだ。

 自家製のめんつゆは濃すぎない優しい味で野菜それぞれの味わいを引き立てるために入れてある、という印象。カボチャはほっこり、なすはしっとり、オクラはサクサクとろり……たしかにこれは、野菜だけでモリモリ食べられる。

「今は、サラダ的に野菜をたくさん食べられるよう、めんつゆは薄味にしています。おかずとして食べるなら、しょう油を少し増やして濃いめに仕上げてください。作り置きにも向いているので、週末にまとめて揚げて、めんつゆと一緒にタッパーに入れておくのもいいですよ。少しお肉が食べたいときは、豚肉を全体の10%程度加えると、甘みも増しておいしいです」

 温かいままでも冷やしてもいける、というのも、気温の落ち着かないこの時期に嬉しいポイント。素揚げで野菜の色が鮮やかになるので、見た目にもキレイ。ああ揚げ油よ、嫌ってごめん。