ハッピーパウダーむすびは美味しいのか?

しかし、ここで問題が起きました。賢明な方はお気づきだと思いますが、先ほどの卵焼きにハッピーパウダー追いがけしたせいで、40分もかけて振り落としたパウダーがほぼなくなってしまったのです。またイチから採取しなくてはいけません。しかし、ハッピーターンから粉を振り落として粉を採取する作業は、何度も言うようにかなり手間がかかり、なおかつ入手できるのはほんのわずか。
すでに手が腱鞘炎になりそうなほど痛かったので、少し方向性を変えて、ハッピーターンごとすり鉢で砕いて粉にして使うことにします。名付けて「ハッピーターンふりかけ」です。

この “ハッピーターンふりかけ”をご飯に混ぜて握ります。できあがったハッピーターンむすび。食べてみると…なるほど、まぁまぁ美味しい。しかし先ほどの卵焼きと同様、またまたハッピー味が弱い気がします。しばし考えた後、“ハッピーターンふりかけ””に醤油を1滴たらして握り直すと、これが大正解!

ハッピーパウダーの甘じょっぱさと、ハッピーターンの油脂分、そして醤油の旨みが三位一体となって、めちゃくちゃバランスが取れています。ちなみに、おにぎりにしなくても、ご飯にふりかけただけでも十分に美味しいです。変な言い方かもしれませんが、から揚げのサクサクとした衣だけを食べているようなジャンクな味なんですが、ものすごく後を引きます。

卵焼き、おにぎりといったシンプルな料理にもハッピーターンの味が合うことがわかったので、最後は、料理そのものにこのハッピーターンを使ってみることにしました。