「親子かつ丼」のレシピ

材料(2~3人分)
・ごはん……各丼1杯
・鶏むね肉……1/2枚
・卵……1個
・小麦粉……適量
・パン粉……適量
・油……適量
・玉ねぎ……1/2個
汁
・出汁……1/2カップ
・砂糖……大さじ2
・醤油……大さじ2
・淡口醤油……大さじ1/2
・酒……大さじ1
・卵……各1個
・三つ葉……適量
・七味……お好みで適量
作り方
1.鶏むね肉を一口サイズより少し小さめのそぎ切りにし、酒(分量外)を回しかける
2.1.の鶏肉に小麦粉⇒溶き卵⇒パン粉の順でつけ、油で揚げる(深さ2cmほどの油で揚げられます)。
3.玉ねぎを洗い、約5mm厚さに切る
4.汁の材料を鍋に入れ、ひと煮立ちさせて、3.の玉ねぎを加えて火を止める
5.親子鍋に4.をおたま一杯分入れ、ひと煮立ちしたら、2.の鶏かつを入れる
6.とき卵を鶏かつにかけるように鍋に回し入れる
7.一瞬だけ蓋をし、卵が動くようになったら、親子鍋からスライドさせるようにごはんの上にのせる
8.三つ葉を添えたら出来上がり。お好みで七味をかけても美味しいです。

半熟の玉子と鶏かつをアテにごはんを豪快にかきこむ親子かつ丼。薬味の三つ葉はどんぶりの中で熱が加わり、美味しい香りを添えてくれる名脇役です。親子鍋で一人分ずつ作ることで、鶏かつにまとわせたふんわりとした半熟玉子を崩すことなく、ごはんに盛り付けることができます。
親子鍋は浅めの方がごはんへスライドさせやすくおすすめです。シンプルな純米酒をきりりと冷やして、冷酒もすすむどんぶりメニュー、ぜひお試しください。
●DATA

問:株式会社藤井商店
住:東京都中央区築地2-15-12(本店)
TEL:03-3541-2585
本体:1,188円、蓋:450円(共に税込)
●著者プロフィール
文・写真/奥田ここ
築地市場を「師」とあおぎ、旬の食材を中心にした和食及びイタリア料理の料理教室を主宰するほか、外国の方の参加や築地市場内での料理教室など、国内・海外で様々なスタイルの教室を開催。各種媒体・広告へのレシピ提供や、食材産地の取材、食に関するさまざまな話題の企画・執筆に加え、個別の要望に応じた出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし、無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
(https://www.instagram.com/kokookuda/)