
●「りんご」は、夏の終わり頃から晩秋にかけて旬を迎えます。美味しいりんごの見分け方や切り方、アップルパイのレシピを紹介します。
秋の訪れとともに、果物売り場を鮮やかに彩るりんご。甘酸っぱい香りとシャキッとした歯ごたえは、季節を感じる味わいそのものです。今回は、旬のりんごの美味しい見分け方、切り方のバリエーション、さらに赤ワインを使ったアップルパイのレシピまで、ご紹介します。

日本のりんごは8月から11月にかけて旬を迎えます。山地や品種によって時期が少しずつ異なり、初秋に出回る「つがる」などの早生種から、晩秋に旬を迎える「ふじ」「王林」まで、長い期間楽しめるのも魅力です。
特に10月から11月にかけては種類も豊富。生で食べる以外に、料理の付け合せにしたり、コンポートやジャムなどにしたり、大胆な楽しみ方もできますよね。
美味しいりんごの見分け方は?
りんごを選ぶ時のポイントは、色づきとツヤ、そして可能であればお尻の部分にも注目してみましょう。
まずは全体がしっかり赤く、下まで色がまわっているもの、お尻は黄色く、くぼみが深いものが熟している証と言われます。どんな食材にも言えますが、やはり表面にキラリとハリがあり、栄養を運んでいたツルがしっかりと太い個体は、栄養状態の良さを表すものです。
切り方もいろいろ
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一般的な切り方はというと、「くし切り」ではありますが、最近注目されているのが「輪切り」。蜜入りのりんごなら、美味しさを余すことなく食べられるのでおすすめですよ。

我が家では、「スティック切り」に。りんごの皮むきのハードルをグッと下げてくれるので家庭で食べる頻度が増えました
【レシピ】赤ワインで煮る「大人香るアップルパイ」
旬のりんごは、そのまま食べるのはもちろん、焼き菓子にしても絶品です。今回は、赤ワインを加えて大人の香りを楽しむアップルパイのレシピをご紹介します。

赤ワインを加えずとも美味しく仕上がりますが、ロゼっぽい色味と少し酸味が加わるのがお気に入りです。お好みでシナモンを加えるとりんごとパイとの相性も良く、香りが広がります。
旬の今こそ、りんごの魅力を存分に堪能してみてはいかが。
(撮影・文◎亀井亜衣子)











