
恵比寿と丸の内に店舗を構えるフレンチの名店『レストラン モナリザ』。オーナーシェフを務めるのは、河野透氏です。

フランスやスイスの名店で腕を磨き、フランス料理界のカリスマ、ジョエル・ロブションのもとでも経験を積んだ数少ないシェフの一人。現在は2店舗を行き来しながら、感性を刺激する料理を届けています。

今回訪れた恵比寿店のディナーコースで特に印象的だったのは、一皿ごとに表情がまったく異なること。食材や調理法はもちろん、器の美しさまでも含めて、まるで物語を読み進めるようにコースが展開していきます。

アミューズは、生花の花びらを閉じ込めた器にのせて提供されます。冷たいムースやキッシュ、クロケットなどが並び、目にした瞬間から心を奪われる美しさです。

メインのかすみ鴨は、絶妙な火入れでしっとりと仕上げられています。人参のソースと合わせると、鴨の旨みと甘みが重なり合い、思わずため息がこぼれるような味わいでした。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2026/03/20260309monalisa06.jpeg)
デザートは、一口サイズのスイーツが可憐に並ぶ心躍る一皿。コーヒー豆柄のカップで提供されるコーヒーとともに、コースの余韻までゆったり楽しめます。
シンプルな空間やミニマルな演出がトレンドの今だからこそ、フランスのエスプリとシェフの感性を大胆に表現したコースは特別な存在。最初から最後まで驚きの連続でありながら、どこかロマンチックな時間を過ごすことができました。記念日や大切な人との食事に、ぜひ訪れてみたい一軒です。
(撮影・文◎岩井なな)
●SHOP INFO
『レストラン モナリザ』恵比寿店
住:東京都渋谷区恵比寿西1-14-4 1F
TEL:03-5458-1887
https://www.monnalisa.co.jp/








